出べそ型ワンタン
とあるイベント会場で、中国人の女の子と親しくなりました。
小学校3年生くらい、口の達者な子で、自己紹介から一緒にいる友だちの紹介までしてくれて
「あっちの方で、お父さんと友だちのお母さんたちがワンタンのお店を出しているから食べに来てね」
と言って走って行きました。
なるほど・・・
会場の中ほどで、若い男女が数人でワンタンを包んでいて、大鍋から湯気が立っています。
ワンタンは、わたしが水餃子と呼んでいるもので、味付けのないお湯に丸く包まれたワンタンが入っており、お好みでポン酢とラー油とごま油をかけてネギを乗せていただきます。
おいしい。
ごま油が香ばしくてつるつるっと入ります。
さっそく真似して作ってみました。
この形は中国の江南地方で作るものだそうで、わたしは勝手に出べそ型と呼んでいます。ちなみに、カップスープのワンタンのくちゃくちゃとした形は広東風だそうです。
おいしい。
普段の餃子では水餃子を嫌い焼き餃子オンリーのB男くんも、おいしいを連発していました。
さて、「食べに来てね」と言ってた女の子のお父さんは真面目そうな方で、一生懸命にワンタンを茹でており、お母さんは、近くで遊ぶ子どもたちの様子を気にしながらワンタンを包む手を休めていませんでした。
少しの間、わたしたちは立ち話をしました。
そこには少しもゆがんだ感情はないのに・・・と複雑な思いでワンタンをいただきました。
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コメント
へその形は、向井理に負けずとも劣らない ふじ です。
あのワンタンを見て、「出べそ」と命名するなんて。
れいちさん。
ひょっとして、自分のお腹見たなぁ?
投稿: ふじ | 2014年12月20日 (土) 10時57分
ふじさんのコメント読んで、向井理のヘソの画像を探しに行きましたよ。
そしたら「向井理ヘソ毛」というワードがたくさん出てきて笑いました。
人と比べたことはありませんが、わたしのおへそは出べそではないと思います。
産婆さんが熟練のワザでとてもきれいにへその緒を取ってくれたんでしょうね。
で、ここだけの話ですよ。
うちのB男くん、実は出べそですねん、ぷぷぷ。
ほんま、こんなワンタンの形です。
投稿: れいち | 2014年12月21日 (日) 16時26分