ちひろ美術館
2日目、旅館を出て梓川沿いを北へ進むと、サラダ街道と言う道に出ました。
遠くの山並みを背景に花畑とりんご畑が広がる道は素朴で美しく、澄んだ空気が気持ちよくて、なんとなくわくわくします。
直売所には、りんご・なし・もも・ぶどう・プルーンなどが並んでいて、いろいろ買い込みました。
それぞれ試食をさせていただきましたが、珍しかったのは『シュガーキング』というとても小さい品種のりんご。
これが甘い、とてつもなく甘くて、ここまで甘くする必要はないんちゃう?ってくらい甘かったです。
大きさはこんなの、みかんのSサイズと並べてみました。
JR大糸線沿いを北上して穂高を過ぎたあたりから、道路の両側に美術館が点在するアートラインという道路を進みます。
そのひとつ、絵本作家のいわさきちひろ作品が展示されている『安曇野ちひろ美術館』は、駐車場で車を降りた瞬間から展示が始まっています。
広い敷地は一面の芝生で、ゆったりと配置された小川や樹木に添った小径が建物へと続いていて、ときどき立ち止まってはるかな山の方を眺めたり、来た道を振り返ったりしたくなります。
中庭には背もたれを倒したベンチが並んでいて、ラベンダー畑や遠くアルプス山脈が望めます。
昨夜のお湯でつるつるぴかぴかになったわたしのお顔を見せられないのが残念です。
この旅では他にもあちこち寄り道をしたけれど、この美術館が一番印象に残りました。
あぁ、楽しかった。
いくらしゃべってもしゃべり足りない女子旅は、本当に楽しいものでした。
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