ソウル旅~3日目~③
今回の旅では、おいしいものが食べたい、お買い物もしたい、スターの事務所も訪ねたい、韓国らしい町並みも歩きたい・・・と、まことに貪欲なわたしたちは、以前その町並みの美しさに感動した北村韓屋村を訪ねることにしました。
三清洞通りから坂を上りつめ、市内が一望できる位置から道なりに坂を下ると、右側が北村地区、左側に『冬のソナタ』のロケ地中央高校があります。
観光バスがたくさん停まっていて、旗を掲げたガイドさんの後を団体さんが付いて行きます。
景福宮と昌徳宮のふたつの王宮に挟まれた北村は、元は王族や貴族、高級官僚が住んでいた地区で、今もその住居が残されている風雅な街並みですが、個人で住んでおられる家が多く、どの家も門を閉ざして一般に公開していません。
そこを例の国の団体さんが、次々ぞろぞろ大きな声でしゃべりながら歩いています。
梨花洞でも中国語で『静かにしてください』と書かれた張り紙を見かけたとおり、こちらでも住んでいる人はたまったもんじゃないのでしょう。
以前、わたしたちは静かに移動して遠慮がちに写真を撮らせてもらったものですが・・・
この日わたしたちは団体客の多さに閉口して、北村韓屋村の中までは入らずに通り過ぎました。
さて、北村も中央高校もスルーして安国駅まで戻ってきたら、夕暮れどきとなりました。
この日の夕食は安国駅前、裁判所近くの山内里という韓屋での宮廷料理を予約していました。
伝統的な家屋を維持するのは大変なのでしょう、ところどころ現代の建材で補修がしてあったりしますが、雰囲気は充分残してあります。
鯛のお刺身が冷たく冷やした石の上に盛りつけて出てきました。
以下省略・・・
ああ、この日も食べました。
今回の旅では、どちらでも親切にしていただいて、とっても楽しかったです。
ショップのお兄さん、タクシーの運転手さんは、日韓の関係が冷え込んでいくことを憂い、観光に携わる人たちは、日本からの観光客が激減していることに危機感を感じているとも言っておられました。
個々の人々はたいがいいい人たちで、わたしたちはとっても気持ちよく観光できました。
翌日は朝の早い便で帰国しましたので、旅行記はこれで終わらせていただきます。
延々とお付き合いいただいてありがとうございました。
おまけ・・・
| 固定リンク
コメント