明るい患者
ある日の仕事中、実家の兄から「母が入院した」とだけメールが来ました。
実家に電話をかけても、兄の携帯に電話をかけても出ない、兄嫁も反応なし。
どうなってるねん、いったい。
緊急な事態で、親族一同がICUの前でうなだれているのではなかろうか・・・
手術中を知らせるランプの下で、みんなで今後のことを相談しているのではなかろうか・・・
心配は尽きません。
ようやく夕方、兄から電話がかかってきて、母は帯状疱疹にかかって、お腹にできた発疹がとても痛むので入院治療と相成ったということがわかりました。
ま、命にかかわる病気じゃなくてよかったよかった。
ということで、たまたま帰省したう~じんとお見舞いに行きました。
痛みも峠を越えて、元気そうな母、84歳。
お風呂で下着を洗っていました。
モザイクをかけてて残念ですが、このふたり基本的な造りが似ています。
「う~ちゃん、よう来てくれたなぁ、お小遣いあげよか」
「これでお昼でも食べて帰り」
あの世まで持って行けへん、葬式代はとってある・・・などと言いながら気前よく諭吉を出す母。
実家の孫は全員結婚したので、次はうちにいる孫の結婚です。
「う~ちゃん、結婚式はハワイ?おばあちゃん行くさかい早めに言うてや」
え~?
行くんかい!?
はいはい、長生きしてたっくさんお祝いあげてね。
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コメント
れいちさん
携帯でこちらの記事を読んで、ドキドキしてしまいました。(でも「明るい患者」ってタイトルだし…)
お兄さんも、もう少し具体的にメールしてほしいですよね。昔の電報じゃないんですから。
お母様、帯状疱疹の痛みは長引くかもしれませんが、深刻な事態でなくてよかったです。
それにしても、髪が黒くてフサフサ。
パジャマもピースサインも若々しいですね。
何より気力が充実されているのが良いですね。
ほんと、よかった~
投稿: 秀子 | 2014年9月 1日 (月) 19時29分
そちらお母様の体調はいかがですか?
涼しくなって過ごしやすくなりましたね。
ほんまに、人騒がせな兄のメールでした。
診察に行ったら、治療は点滴くらいですが、入院しますか?って感じだったらしいので、兄も余裕ぶっこいてたみたいです。
ま、身内に年寄りがいると夜中の電話とかドキッとさせられますよね。
母は…もうあかん、今年の夏は越えられへんと言いつつ毎年秋を迎えています。
そして、孫の海外ウェディングを心待ちにしている、結局長生きしたいんでしょう、笑
ピースサインをする母のパジャマはカエルの模様、笑いました。
投稿: れいち | 2014年9月 2日 (火) 20時09分