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2013年7月25日 (木)

ラブアタックからひこうき雲

昔、関西系のTV局で『ラブアタック』というバラエティー番組がありました。

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男子大学生数人が過酷でおもしろおかしいゲームに挑戦し、最終的に勝ち残ったものがその日の『かぐや姫』と言われる美人女子大生に告白できるという内容でした。
しかし、告白にこぎつけても、かぐや姫が『NO!』のボタンを押したら、挑戦者は壇上から奈落の底に落とされ、この落とされたものたちが再挑戦できるスペシャル版『みじめアタッカー大会』が不定期に行われていました。

みじめアタッカー大会の常連には、この番組への出演がきっかけでのちバラエティー番組の構成作家になった百田尚樹さんがおられ、当時ずいぶん笑かしていただきました。
今、百田さんは作家として活躍されています。

さて、長い前置きとなりましたが、百田尚樹さんの作家デビュー作『永遠の0』は、とても心揺さぶられる作品でした。
海軍でゼロ戦の操縦訓練を受けていたという父の青年時代とかぶり、1行も読み誤らないように時間をかけて読み進みました。
ゼロ戦に青春を捧げながら、一途に家族を思った若者の短い一生に何度も涙が出てきて、電車の中でハンカチを使うこともたびたびでした。

さてさて、こうしてゼロ戦に深い思いを抱きながら見た映画が『風立ちぬ』です。

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映画は今までのジブリ作品と趣が異なるような前評判でしたが、基本ジブリらしい視点で描かれています。
それよりなにより、エンディングの荒井由美『ひこうき雲』に胸が熱くなりました。
映像と音楽が深く響きあうとてもうまい演出で、見終わったばかりのいろんな場面が次々と浮かんできて、静かな感動が残る作品でした。

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2013年7月20日 (土)

天王寺

今週は、休暇中のう~じんが帰ってきていました。

何時に駅に着くのか、晩ご飯がいるのかなど、そこここの場面でちょっとした嵐が巻き起こるのも、たまのこととなると笑って過ごせました。

帰宅早々・・・

う~じんは、職場でキャリアアップの見極めみたいな、最大にして最難関の行事があったらしく、それに向けて休みも返上して、何日も前から勉強して備えていました。

「ふ~、やっと無事終わった」
「よかったなぁ」
「これで天王寺は越えたわ」
「・・・」

それも言うなら『天王山』でしょうが!?
と、まあ、相変わらずこんなヤツです。

天下分け目の天王山。

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天王寺を越えたら動物園ですぜ。

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2013年7月15日 (月)

エアコンbifore→after

B男くんが急にエアコンを買い換えると言い出しました。

居間のエアコンは28年前、前の家に住んでいたときに買ったクーラーと呼ぶ冷房機能だけのもの、たしか20数万円だったと覚えています。
引っ越しで今の家に付け替えてからも、頑張って動いてくれました。

古いエアコンは省エネへの配慮なし、電気代が高くつくから買い換えた方がいいとわかっていましたが、故障もしないものを捨てるのは忍びなく、ぐだぐだと使い続けていました。

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新しいものはプラズマクラスターという空気清浄機能が付いていて、しかも運転を停止したあとはエアコン内の清浄もしてカビや匂いを防いでくれるんだとか、う~ん、かしこい!

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真っ白だから周りの壁の汚れが目立つ・・・(泣)

取り付け工事が終わったころ、夕べから気になっていたこと
「寝室のエアコンを使おうとしたら、運転ランプが点滅するんですが・・・」
と工事の人に言ってみたら
「点滅表示はだいたい直らない故障です」
と言われました。
へ?
まだ新しいのに・・・

「何年たちますか?」
と聞かれ、指を折ってみたら25年
「よく持ったと言うべきですね」
と言われました(泣)(泣)

快適な温度の中、一番いい席でくつろぐ犬。

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2013年7月10日 (水)

フレグランスの密室

今の職場は女性が多く、更衣室も大きくてロッカーがずら~っと並んでいます。

その更衣室はというと、多種類フレグランスの密室です。
カラダ・髪・靴・衣類・・・それらの匂いを消すスプレーがばんばんにまかれているようです。

そして匂い消しのスプレーは、トイレでもシューシューまかれているのです。

自分の匂いを残すことはそんなに恥ずかしく、そんなに後の人に迷惑をかけることなんだろうか、わたしが無神経なだけなんだろうか・・・。

そりゃ臭いトイレより臭くないトイレの方がずっといいけど、いつも消臭スプレーを持ち歩くのもめんどいしなぁ・・・
もう少し様子を見てから考えることにしました。

さて先日、昔の同僚が集まりました。
場所はホテルのビアラウンジ、夜景の先は琵琶湖です。

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今回集まった5人は、それぞれの職場で大変な思いをしながらも、文句を言わず頑張って働いています。
戦中戦後を生き抜いてきた、わたしたちの親世代のことは、我慢強い人たちだなぁとは思っていましたが、その親に育てられたわたしたち世代も、けっこう我慢強いと思いました。

さあ、わたしもへこたれていないで、がんばって働こう。

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2013年7月 5日 (金)

まだあったか、刀傷

京都の島原の花街に『角屋(すみや)』という高級料亭があり、昭和60年まで営業されていました。
新撰組はこのお店との関わりが深く、隊士がよく宴会を催していたとのことです。

芹沢鴨は、その角屋で乱暴狼藉の限りを尽くしました。
膳の器や店内の什器を割りまくり、廊下の手すりを破壊して酒樽に投げつけ、帳場を酒びたしにしてしまいます。
芹沢は京都の町での狼藉ぶりがたたり、その3ヶ月後新撰組によって暗殺されますが、その最期も角屋でへべれけに飲んで屯所に帰った晩のことでした。

また、新撰組の若手隊士は『ツケで飲ませろ』『あきまへん』の小競り合いの際に柱に切り付けたとのことで、その傷が残っているらしい・・・。

さて、前置きが長くなりました。
この角屋さんの見学に行ってきました。
建物は国指定の重要文化財です。

角屋の間口は31.5m、かなりの威容です。

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玄関あたり

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そしてこの右側の柱に・・・

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おお、やりましたなぁ新撰組、けっこうざっくりとやってます。
お店にとっちゃ迷惑なハナシ、傷の位置からあまり背の高くない人の仕業であろうとのことでした。

さて、角屋さんは2階がすんばらしい。
「緞子(どんす)の間」「翠簾(みす)の間」「扇の間」「檜垣の間」「青貝の間」など、それぞれに造作、調度、雰囲気など趣向をこらし、何度来ても飽きない仕組みになっていて、当時の建築技術の高さ、職人の粋な仕事に心奪われました。
残念ながら2階は写真撮影が禁止されています。
我らは「うわぁ」「およよ~」「すごい」の連発でした。

角屋は1階の見学が1000円、2階の見学は予約制で800円、合計1800円と高めですが、金額に見合う見応えのある建物でした。

≪おまけ≫

おまけというのも大変失礼な話ですが、この日のメインは『刀傷』ですので・・・
新島襄邸(上京区寺町通丸太町上ル)です。

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和と洋の融合、質素ながら使い勝手の良い新島八重さん終の棲家でした・・・こちらも予約制です。

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