ひとりカフェ
「明日の朝イチでこれ出しといて、速達で頼むわ」
と茶封筒を差し出す。
「あと、図書館でリクエストした本が届いたって連絡があったら借りに行ってな、急ぎの本やし」
と貸し出しカードを差し出す。
・・・で、それほどまでに忙しいあなたはどちらへお出かけ?
「USJ」
「えぇ?」
「USJ」
「はぁ?」
「US・・じぇい!」
企業に提出するエントリーシートをぎりぎりに書き上げてその郵送を親に頼み、さらに卒論に必要な本を図書館へ受け取りに行けと言い、ご自分は遊園地へ遊びに行くと言います。
どちらも卒業、就職にかかわることなので仕方なしに行ってやりました。
「あと1年、あと1年たったらこの子は家を出て行くから・・・」
と自分に言い聞かせ。
図書館を出たらまっすぐに帰るのがもったいないような気がして、近くのカフェでお茶を飲みました。
紅茶とケーキはイマイチだったけど、窓の外に広がるお庭に雨がかかる風景が美しく、平日の昼間からひとりでお茶する贅沢を味わいました。
実は、恐れていた事態にアタマを抱える今日このごろのうーじん、社会人第一歩の試練は始まっているのです。
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コメント
(`Д´)
よそ様のお嬢さんにちょっとだけ
↑こんな気分になりましたが、
まあ、ワタクシとて、
親が元気な時(自分が若い時)は
似たりよったりだったかもです。いま思い出しました。^^;ははは・・・・
そうです、同居していると頼ってしまうのです。
私は学校を出てほどなく一人暮らしを始めましたが
ずっと同居の妹に
たまに腹をたてておりました。
で・・・
今はフルタイムの妹の
昼間どうにもならない用事を時間作って
足してやるのはワタクシのしごとになってしまいました。
う~~ん、しょうもない。
ワタクシがいるからあかんのや、そう思うのですが
私も頼ることがあるからなあ。(汗)
ところで、年取ると一人でお茶してても
なじぇか「ずっとのんびりまったり」出来ないのは
私だけでしょうか???
一人思いを巡らすことにも根性が無くなってるのね。
昔は一人で時間をつぶすの大好きでしたが。
日ごろの動作はのろくなる一方なのにねえ。やれやれ。
暑いなあ、と思っていたら
予報通り雨になりました。
投稿: miyuki | 2011年5月22日 (日) 17時37分
miyukiさん
ここんとこずいぶんおりこうになったとはいうもんの、まだまだこんなやつです、アタマいたいです。
昼間わたしが家にいて気付いたのは、ヤツはお父さんをうまく取り込んでいるってことです。
今回の一件だってわたしが断ったらお父さんに頼むつもりだったにちげえねえんです。
>なじぇか「ずっとのんびりまったり」出来ないのは私だけでしょうか???
まさにそうでございます。
この日も急いで帰らなければならないってことは全然なかったんですが、なじぇかのんびりできなかったのです。
喋る相手もいなかったし、うーじんが借りた本をパラパラしてみましたが全くおもろない内容だし、読みたい雑誌とかなかったし、お茶はおかわりするほどおいしくなかったし。
なんでこんなに『いらち』になってしもたんかいなぁ、と思いながら店をあとにしました。
なぜでしょう?
なぜにうちらはひとつの場所にとどまれずにさすらっているんでしょうねぇ!?
投稿: れいち | 2011年5月22日 (日) 22時15分
こんばんは~。
週末京都へ行ってまいりました。
友達と待ち合わせの時間まで、ノンビリひとりしましたよん
思うに・・・旅先とか、日常を離れないとお一人さまって満喫できないのかな?
家の近所なんかだと、お茶するのも日常の一部分に過ぎず、
誰か知った人に会うかも?とか、後の用事とか・・・いろいろ気になって、なかなかのんびりまったりできないのかも。。
同じ用事をダンナに頼まれたらムカッ腹が立つけど、
ムスコの頼みならホイホイやりますよ、ワタシ
>恐れていた事態
・・・あれ?ナニかありましたか?
投稿: のりりょん | 2011年5月23日 (月) 19時11分
1人で喫茶店に入るのが苦手な ふじ です
貴婦人が、お洒落なカフェで昼下がりに1人でお茶してまったりする。
う~ん、その姿は僕たち男性を悩ませる。
その高貴な姿に声をかけたい気持ちでいっぱいだが、変に思われるが怖く、いつも遠目に眺める事しかできない憧れの的。
・・・と思っていたが
れいちさんの場合は、うーじん君に怒り心頭だったんやね。
はははっ
この場合も同様、声をかけてからかいたい気持ちでいっぱいだが、やっぱり怖くて遠目に眺める事しかできないや。
でも、ふらっと1人でカフェできる。 っていうのが羨ましい。
お洒落なカフェに憧れているのに、未だに1人で茶店に入るのが苦手な僕。
もし、今度ひとりカフェで話し相手に困った時は、是非ともこの僕を誘って・・
いや、やっぱりれいちさん怖そうやからなぁ~。
投稿: ふじ | 2011年5月23日 (月) 19時43分
のりりょんさん
あらあら・・・京都までお越しでしたん?
日曜日はずいぶんお天気が悪かったでしょう?
そうか・・・
生活圏内でお茶してても寛げへんってことね?
そうかもしれんなぁ。
「今晩のおかずは何にしよう」
とか
「牛乳はまだあったかなぁ」
なんて、ぼんやり考えてましたから。
こんな状態でゆっくりできるわけもなく、ああ小市民。
カフェよりファミレスのドリンク飲み放題の方がゆっくりできたかもしれない、という貧乏性でもあります。
>>恐れていた事態
・・・あれ?ナニかありましたか?
企業が内定を出す時期に大きなばらつきがあるという状況から生じたモンダイです。
投稿: れいち | 2011年5月23日 (月) 22時04分
ふじさん
ほんま、ひとりでお茶さえできない貴婦人です。
小さいころからばあやが一緒でしたから・・・
あ、ひとりお茶は苦手ですがひとり飯は食います、大量に。
ほっといて、なんか文句ある?
実は・・・
ひとりになるとついついケータイをいじってしまうんです。
ええトシしてお茶しながらケータイいじりしかすることがないのかと、いやになってすぐに閉じますが、そうするとすることがなく、じゅるじゅるとお茶をすすって、がっぱがっぱとケーキを食べて、はて、食べるもの飲むものがなくなったことだし、帰ろうかなぁとなるわけです。
今日はバリスタ世界大会優勝のおねえさんが淹れたコーヒーを飲んできました。
ともだちと一緒に。
やっぱりお茶はだれかさんとお話ししながらいただくのがおいしいなぁ。
あ、次回はぜひふじさんもご一緒にいかが?
ふじさんが思っているほどわたし、怖くな・・・いや、本当のところは怖いよ~いっひっひ。
投稿: れいち | 2011年5月23日 (月) 22時22分
れいちさん
ポストの投函も本の貸し出しも、やってあげたんですね?! わが家では私には怖くて頼まないです。もちろんB男くんにも。
数け月前、息子がその日締切りのレポートを机の上に忘れていき、届けてほしいと初めてのお願いがありました。ちょうど仕事が休みの日。しょうが無い。
昼休みに合わせて学校のそばの公園まで持って行きましたが、息子はダッシュしてきました
そういえば、息子の同級生は「どうもありがとうございました」って、お母さんに頭下げていました。(学校まで15分もかからないのに、どんなに厳しいご家庭?!)うちは「サンキュ」でした。
「ひとりカフェ」
あら、東京でれいちさんみたいな方がひとりでカフェしてたら、男の人が声かけてきて、ちっとも休めないですよね、ふふふ
投稿: 秀子 | 2011年5月25日 (水) 12時44分
秀子さん
どこの子も似たり寄ったり、どこの母も似たり寄ったり、ほんま手のかかることったら。
お宅はB男さんもお子さんたちにキビシイのですね?
うちはダメ、わたしが厳しくしてもB男くんが甘々だから、ナメてかかってるんですよ。
わたしとは朝からひと悶着あったのです。
でもまあ、負けるのは親ですわ。
どっちみち負けるんだったら気前よく引き受けてやればいいものを、急に言い出すからこっちも爆発&ねちねち、嫌味の連発、おかげでバトル・スパイラル。
>息子の同級生は「どうもありがとうございました」って
ああ、そんな息子ちゃんひとりくらいほしい~~~っ。
>東京でれいちさんみたいな方がひとりでカフェしてたら、男の人が声かけてきて、ちっとも休めないですよね
あら、やっぱり~?
どうしよう、こう見えてもわたし人妻なんですけど。
図書館の人から、わたしが卒論を書くって思われたかすら、お~っほっほっほ。
ああ、虚しい・・・。
投稿: れいち | 2011年5月25日 (水) 21時35分