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2010年8月30日 (月)

二束三文で本を売る

読み終わった本を売りました。
我が町には買取りをしてくれるところがBook 〇ffしかありませんので、比較検討の余地なくそちらへ持ち込みました。

文庫本『龍馬がゆく』全8巻、1冊30円×8冊で〆て240円でした。

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ちなみに、表紙が日焼けしてて、紙にシミがついているこちらは引き取ってはくれませんでした。ただし、お店の方で捨ててくれるそうですからお願いしました。

Book2
これで、本棚にある本を整理する基準がはっきりしました。

Book 〇ffでは、きれいか汚いかが買取りの主な基準で、希少価値のあるものもないものもひとからげで買取りします。
よって、『背取り』・・・掘り出し物を安く手に入れて転売する商売、最近ではもっぱらネットで売られる・・・が成り立つわけです。

売った後、浅田次郎さんの文庫本を買ってきました、定価590円を350円で。
けっこうボロい商売だなぁ・・・と思いましたねぇ。

そこで・・・
わたしは、古書籍を売ったり買ったりできる古物商の許可をはるか昔にとったことを思い出しました。
Photo_2 もう四半世紀も前のこと、結婚して仕事を辞めたもののこどももできないことだし、なにかひとつ商売でも始めようか・・・と思い立ち、古本を買って売ることを思いついたのです。
半年くらい売ったり買ったりをしましたが、そのうちこどもができて商売どころではなくなりました。

利き目を持っていないので希少価値のある本は扱わない、というやり方は今のBook 〇ffと同じ方式、しかもわたしが思いついたのはBook 〇ffの会社設立よりより数年も早くて、目の付けどころはよかったのなぁ・・・と、古本の概念を吹き飛ばすようなきれいな店内で、つい感慨に浸る夏の夜でした。

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2010年8月25日 (水)

酷々猛々残々暑

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北欧の夏は短くて、朝晩や雨の日など寒くて上着が要るそうです。

うーじんからは相変わらず写真だらけ、説明不足のメールが来ます。
花と緑があふれており、国民のみなさんが短い夏を楽しんでおられるのにちゃっかりまじっている感じがあふれています。

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Oスロから北へ550キロほど、バイキング発祥の地Tロンハイムという町に向かう途中の食事、どのお皿にもじゃがいもがたんまり乗っています。

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トトロのヒントになったという説のある森の妖精トロル。


Totoro
TロンハイムにはCリスの通う大学があり、彼はアメリカへ留学するときに一旦アパートを解約しているので、今回新しいアパートに家財道具とともに移動です。

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ともだちの家で寿司パーティー。
米は現地で調達、日本からは『すしのこ』持参。
ネタは鮭だけ?

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以前Cリスから聞いたハナシでは・・・
国立大学は授業料が無料、学生アパートは月額4万円ほどで、みんな学生ローンを借りていて、それも一定の成績を確保すると半額ほど返済が免除されるそうです。
卒業しても仕事がなかったり、病気になったりしても返済が猶予されるという手厚い政策、将来に不安がないから貯蓄もあまり関心がないみたいです。

あとはB男くんが『ベタベタくっついてやがる』と評した写真ばかり、送ってこない写真はもっと『ベタベタくっついてやがる』に違いないのに、そこまでは気がついていないようです。

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2010年8月20日 (金)

ほんっま、あつい・・・

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今年のサニーショコラ、生でいただくのもおいしいけど、軽く塩ゆでした甘さはまた格別。

お盆を過ぎての猛暑、いやいやこの暑さは酷暑と言うのだとか、とにかくカラダにこたえる暑さです。
夜は冷房が切れれば目が覚め、かといって朝までエアコンをつけっぱなしにすることはカラダに悪そう、電気代がもったいない、と言う気持ちがちらついて熟睡できず、悶々とした熱帯夜を送っております。
昼間は仕方ないにしても、せめて夜だけもうちょっと気温が下がって欲しいものです。

さて、うちの庭の日々草の鉢も陽ざしを避けて、ちょっと木陰に置いてあります。
ある朝、その鉢の隣にネギのプランターが置いてありました。
隣のおばあさんです。
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「鉢も土もお宅のやから気にせんでええよ~」
・・・ネギはありがたいけど、このプランターには何か植えてあったはずなんだけどなぁ。
・・・庭の隅に置いてあるバケツの水がときどき空っぽになっているんだけどなぁ。

ところで、これはまた別の近所のおばあさんのハナシなんですが、うちの前を通るたびに自転車をこぎながら
「いつもありがとう」
と言います。
特に親しいわけではないし、なにかをしてあげたこともないけど
「はい、どうも」
とか
「いいえ、こちらこそ」
などとテキトーに返事していましたら、昨日そのおばあさんったら自転車をとめて
「奥さん、昨日はほんまにありがとうね、気ぃ使わせてかえって悪いことしたわ」
と具体的なハナシになっていました。

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「えっ?」
一瞬わたしがとまどいましたらおばあさん、ふっと鼻から息を抜いて間合いを切ると悠然と行ってしまいました。

ああ、あれもこれも暑さのせいかしら・・・。

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2010年8月16日 (月)

手前味噌のうさこ

ハッピートーイズプロジェクトのうさこができあがりました。

むふっ・・・
自分で言うのもなんやけど、めっちゃかわいいんです。
とりあえず全身、立ち姿から・・・

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では、座ってみせましょう。
このはっきりした目鼻立ち。
ぷっくりしたおなか。

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つるりと秀でた後頭部、とってつけたようなしっぽ。
た・たまらん・・・。

作っている途中でだんだん性格が備わってきて、完成するころには
『気がきついけど、本当はちょっとさびしがりや』
ってプロフィールが定着しました。
こちら側が気のきつい面。

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こちらはご本人お気に入りの角度、ちなみにちょっと寂しがりやの面が表れてる顔色。

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綿を詰めて、ボタンをつけて・・・だんだん愛着が湧いてきて、ずっと手元に置いておきたいくらいかわいいんだけれど、それは当初の趣旨と違いますから気をとりなおして、このうさこを手にしたこどもが少しでも喜んでくれて、そして可愛がってくれることを祈って送り出すことにします。

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2010年8月11日 (水)

夏の北欧へ

やんちゃな娘がNルウェーへ行きました。

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飲み会や遊びや服を買うのを控えて、日夜アルバイトに精を出し、必死で貯めたお金でチケットを握りしめ、約1ヶ月の予定で出かけました。

「乗り継ぎ、ちゃんとできるかなあ・・・」
荷物も多く不安だらけの娘なので、わたしも一緒に空港まで行きました。

『搭乗口には○時○分までにお越しください』
受付を済ませたら、保安検査、出国審査、関空の場合はモノレールに乗って・・・と関所がたくさんあるのに、う~じんは飛行機に乗るまでの流れがよくわかっておらず、
「ご飯食べに行こう」
などと言っております。

折りしもお盆休みでごった返しと長蛇の列の空港内、2時間前に行ってましたが、とても食事などしている時間的余裕はありません。
搭乗口の番号を確認させて、せきたてるように保安検査場に並ばせ、バイバイしました。

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Aムステルダムで乗り継ぎがあり、そこはとても広い空港らしく、本人以上にこちらが不安です。
「迷子になったらアフリカでも南極でも迎えに来てくれるってCリスが言うてたもん」
そんなのろけはどうでもいいので、無事に着いたら連絡するように言い聞かせましたが、果たして覚えているかどうか・・・。

帰ってくるのは来月上旬、9月のNルウェーは秋風が吹き朝晩は寒いくらい、でも空気が澄んでとても美しい季節になるそうです。
さて、どんな滞在になるのやら、報告待ちの日々です。

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2010年8月 7日 (土)

寺田屋を残すのみ・・・完結

先日、最高気温が人間の体温を上回ると予想された日、B男くんが伏見稲荷にお参りに行くと言いだしました。

「なんでまたこんな暑い日に・・・」
先祖代々商いを生業とする我が家の稲荷詣では恒例行事ですが、この季節にこだわるのはB男哲学があるらしいのです。
倒れたらかなわんので、わたしは行かないことにしましたが
「帰りに寺田屋へ行くぞ」
のひとことで、一緒に出かけることにしました。

近鉄伏見桃山駅からこのような商店街が続いていて・・・
その名も『龍馬通り商店街』です。

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商店街が切れたあたりに見学者がたくさんいましたからすぐわかりました。

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龍馬の部屋、上の全景写真でいうと右側面の部屋です。

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柱の弾痕もこのとおり、貼り紙がしてあります。

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お風呂、おりょうはここで新撰組の急襲を察知します。

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ここは現役の旅館ですので、見学の他に宿泊もできます。
宿泊客のお風呂はこの前の廊下を進んだところです。
たしか、1泊7000円と書いてありました。
最近、寺田屋は鳥羽伏見の戦いで焼失し、現存する建物は建てかえられたんじゃないかとニュースになっていましたが、そんなことはどうでもいいくらいこの宿には龍馬やおりょう、女主人のお登勢が生き生きと暮らしたであろう名残りが強く感じられました。

この人、ガイドではありません、見学者のようでした。
暑いのに羽織袴で、それらしい髷までつけて見学に花を添えてくれました。

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寺田屋の前は運河です。
おお、ドラマによく出てくる船着場ではありませんか。

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船で遊覧もできます。

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伏見は銘水が湧くところ、したがって日本酒の蔵元がたくさん並んでいます。
有名なところでは、黄桜、月桂冠、松竹梅などなど・・・
寺田屋からほんの数分で『月桂冠酒造』の博物館がありましたので、見学と利き酒など体験して帰ってきました。
(電車で行こうと言ったのはこういうことだったのか・・・)
言うまでもなく、余計に暑くなりました。

ところでこの日のB男くんは、伏見稲荷の鳥居の中で見分けがつかないくらい溶け込んでいました。

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坂本龍馬ゆかりの地を訪ねることに関して、京都では寺田屋を残すのみとなっていたので、この日で完結、ああすっきりしました。

さて、ドラマの舞台は長崎に移りましたが、またもや京都へ戻り、いよいよ寺田屋騒動のようですね。

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2010年8月 3日 (火)

暑いけど、より暑苦しい話題を

毎日お暑うございます。

仕事の日は仕方なく出かけますが、休みの日は極力外出は控え、涼しい部屋でハッピーうさちゃん作りにいそしんでおります。

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ミシンで縫う作業は終わり、綿を詰めたり手縫いしたりというちまちました作業の段階です。

暑くても食欲は落ちず、そうめんだけ食べていても体重は減らず、難儀なことです・・・。
他人のことなど決して言えないとはよぉ~くわかっていますが、ハリウッドスターの画像などたどっていきましたらいろんなbefore→afterな画像を見つけてしまいました。

まず、『プリズンブレイク』のウェントワース・ミラー。
無実の兄を救うため、身体中に刑務所の設計図をタトゥで描き、服役したころ。

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このひねった腰つきのセクシーなこと。
ちなみに彼はこのドラマに出る少し前にマライア・キャリーの『We Belong Together』のMVに出て注目されはじめました。
スーツにスニーカーという清潔感溢れるセクシーさは こちら でご覧ください。
しかし、しか~~~し!
『プリズンブレイク』がひと段落した彼は・・・

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ああ、この腹回り・・・。
小銭を持って近所のゲーセンへちょいと太鼓を叩きに行く兄ちゃんみたい、これじゃあ刑務所からの脱走は無理です。

さて、この方は太ったというよりも年齢相応の貫禄がついてきたとでもいうべきでしょうか。

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なんだかやたらと“いい人”に見えます。
タイタニック号では一等船室に乗って、ご馳走をたらふく食っていそうです。

前出のウェンストワース・ミラーくんは1回だけ『ER緊急救命室』に患者役で出演しています。
そのERの良心、グリーン先生はこちらですが・・・

Cast_cast01
彼は、トム・クルーズと共演した『トップガン』でもいい人、そして『ER』同様早めに天国へ行っちゃいます。
1986年、映画公開時の彼。

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『ER』の初回放送は1994年、『トップガン』から8年で、上記のように寂しいアタマとなったのです。
しかし、2007年公開の映画『ゾディアック』での捜査官の彼は・・・

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見事な復活です、アリアリです。
でもわたしは髪のないグリーン先生が好きだなあ。

最後にジャレッド・レトを。
『17歳のカルテ』や『パニックルーム』に出ていたとありますが記憶にありません。
この彼は、『チャプター27』という映画での役作りのために2ヶ月で30kg量したらしいです。

Breakthrough2
そのツケは痛風というカタチで彼に跳ね返ったともあります。
太るのはカンタンなのねぇ。

ということで、ちょっとした暑さしのぎ、というよりかえって暑さ倍増の話題でした。

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