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2010年4月23日 (金)

アリス イン ワンダーランド

Photo

何を隠そう、わたしは小さいころから夢見るこどもでした。

『小公女』を読んでは・・・070
登場人物に自分の周りの人を当てはめて(意地悪な役はすぐに決まった)、ある日突然孤児になり、寄宿舎の屋根裏部屋に住んでみたい、そうなったらあれとこれを持っていこうとか。

『大きな森の小さな家』を読んでは・・・
517wq604bgl_sl500__2 家族が肩を寄せ合って暮らす森の中の家に憧れて、嵐や竜巻に遭いながらもたくましく生き抜く舞台に自分を置いて楽しんだりとか。

今から考えたら、当時わたしが心を奪われた作品は、どこか現代の韓ドラに通じるものがあります。
逆境にもめげずにたくましく生き抜く主人公、特に孤児とかイジメとかやがて現れる王子様などは、そっくりそのまま韓ドラの王道を行くシュチエーションです。
そうか、わたしの韓ドラ好きは、こどものころにすでに下地ができていたのか・・・。

わたしの児童文学Best3は・・・
 長くつしたのピッピ シリーズ
 やかまし村のこどもたち シリーズ
 大きな森の小さな家 シリーズ
不動の御三家です。

そんなわたしは当然『不思議の国のアリス』は読みました、が、人間の言葉を喋るうさぎとか、人格を持ったトランプという設定は、こども心にもわたしの求める空想の世界と違ったようで、あまり惹かれませんでした。

さて・・・
アリス イン ワンダーランド
を観てきました。
こどものころに迷い込んだ夢の世界に、大人になったアリスがまたまた迷い込んで正義のために戦う、というストーリーです。
ワンダーランドのキャラクターは、文字で読んで想像したより、映像で見る方がずっと身近で自然でした。
しかし、こどもが見るにはちょっとひねったジョークなど難しいかも、大人が見るには白の女王と赤の女王が対立する背景がよくわからなかったり、戦闘シーンなどが単純すぎるかも、ってことで肩の凝らないファンタジーという位置づけ、期待した帽子職人のジョニー・デップは・・・帽子職人でした。

ともあれ、3D効果はさすがのディズニーです。
『アバター』ほど強烈ではなくとてもきれいで、いきなり迫ってくるのではなくて、無理のない展開での立体感は空想する余地のないほどの完成度でした。

アリスを本で読んだころは、挿絵さえモノクロでした。
あのころのわたしがこの映画を見たらきっとものすごく感動しただろうなぁ、と大人になりすぎたわたしは映画の技術、文明の進化に感動しながら帰ってきました。

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コメント

れいちさん、こんばんは。
私の活字の読書の記憶のハッキリしたのはどうも
中学時代からのようで、
児童文学ベスト3に上げられるようなのを
思いだせません。
う~ん、う~~ん・・・

唯一、角が擦り切れるほど読んだ「アンデルセン童話集」は
小さい子供の読むものにしては
きちんと小さい活字の本で
いま思うとちょっと大きい子供向けだったんすね。

絵本の記憶はけっこうあります。
が、強烈なのはやっぱりテレビのアニメの記憶ですね。
テレビっ子でしたわ。
あとは、漫画。
推して知るべし、私の頭の中身であります。

落書きは好きだったけれど、学校の図画工作は苦手
作文は大嫌い、もっと嫌いなのが
読書感想文。
よく大人になれました。あはは。

「不思議の国のアリス」はちょっとジャンキーな
世界かもですね。
しかし、あっちの俳優がやると
挿絵そのままの姿に見えますね。
挿絵がリアルなのか・・・

そうか、韓ドラの王道かあ・・・

あ、「赤毛のアン」シリーズと
「アルプスの少女ハイジ」は高校生の時に
まじめに原作本を読んでけっこう嵌りました。
あと「アンネの日記ね。
そのあとは、どっぷり時代小説ですわ。

・・・・自分はちょっとはホンを読んだつもりでいましたが、
ぜんぜんまともに読んでないことがいま判明しました。
なさけねえ~~~

で、3Dはどうも目が回りそうな気がして
いまひとつそそられないんすが、
ふつうの近眼のメガネの上から
あれ、かけるんですか?

投稿: miyuki | 2010年4月23日 (金) 23時58分

なぜだかはまっちゃった ふじ です。

ぎゃはははははっ

>何を隠そう、わたしは小さいころから夢見るこどもでした。

前から思っていたけど
れいちさんは、やっぱり可愛いね。

でも・・
ははははっ、あかん、笑いが止まらん。
何でやっ?


投稿: ふじ | 2010年4月24日 (土) 01時41分

れいちさん、夢見る少女でしたのね。
私は、ほどほど、でした。ピッピみたいにしたら、母親が怒るだろうとか、ロビンソンクルーソーを読めば「もし自分が無人島に…」と考えて、ロウソクを作れる草とか薬草のことを全然知らないことに焦るような物語と現実がつながっている子供でした。 

「大草原」シリーズは大好きでした。でもきっかけは、マイケル・ランドン主演のドラマね

さて映画、CGと3Dで不思議の世界がリアルでしたね。こういうたくましい想像力を持っていたルイス=キャロル(本名:チャールズ・ドジソン 英文科ではこの名前の由来なんかも授業でやりましたのよ)、いきすぎた妄想に苦しんだだろうなあ~と大人になった今、思います。

そういえば、小学校3年生の音楽の教科書に
 涙の池でおぼれそう アリスはそれから どうしたの~
っていう歌が載っていましたっけ。曲名は「おはなし」だったか…。(だれも、知らない??)

投稿: 秀子 | 2010年4月24日 (土) 09時48分

miyukiさん
おもおも・・・ざんす。
いかにもわたしが文学少女だったような書き方になってしまいました。
まったくもって違います。
わたしは外で真っ黒になって遊ぶ少女でした。
しかし、勉強するのがいやで、家の中では本ばっかり読んでいました。
小学校中学年です、目覚めたのは。
学級文庫で人気の本が、ある日ぱかっと借り手がなくなってそこにあったのです。
名探偵カッレくん、なぜか学級文庫にはリンドグレーンの作品が多かったです。

「赤毛のアン」
「アルプスの少女ハイジ」
「アンネの日記」

当時の海外ものでは、ブロード、ギンガムチェック、フランネルなどで洋服を仕立てる場面が多くて、当時は知らなかった服地の名前がいっぱい出てきて、それはそのまま今で言う森ガールに通じる憧れでした。

miyukiさん、読書感想文苦手って言うけど、どうしたらそんなに理路整然とした、情感たっぷりの文章が書けるんですかいな?

3Dは、三半規管の弱い方にはおススメできましぇん。
わたしはアバターですっかり酔いましたから。
義姉もそういう傾向があって、わざわざ3Dじゃない映画館を探して見に行ってました。
でもこの映画では酔いません。
そうです、メガネ・オン・ザ・メガネになります。

お金持ちの少女の父親が事業に失敗して亡くなる、少女は一夜にして貧乏人に、隣に富豪が住んでいる、彼は父親の友人でその遺児を探していた(小公女)
これが韓ドラ的展開でなくてなんとしましょう(笑)

投稿: れいち | 2010年4月24日 (土) 14時43分

ふじさん
どこがおかしいですか?
わたしの瞳にはいつも星が輝いていると言われます。
先ほども歯医者さんで
「黒木瞳が来た~」
って噂の的でした。
いややわ、黒き瞳じゃなくて、星が輝いている瞳なんやけどね。

近々そちらの映画館へ『ダーリンは外国人』を見に行きます。
黒木瞳が舞台挨拶に来たと間違われたらどないしよ
んで、何かおかしいですか?

投稿: れいち | 2010年4月24日 (土) 15時44分

秀子さん
ピッピは枕に足を乗せて寝たり、床一面にクッキーの種を広げたり・・とんでもない子でしたね。
映画になったのを見ましたが、わたしの想像していたのと違うこども、ちがう家でした。

無人島も大草原も憧れでした。
無人島ではわたしならこうやるのに、って次々と名案が浮かんでくるし、大草原のシリーズでは、最初に読んだ森の中に住んでいるときが一番好きでした。

涙の池でおぼれそう アリスはそれから どうしたの~
これまたすごいことを覚えてらっしゃいますね。
色々探してみましたがどこにもありませんでした。
しかし、なんとなくぼや~んと思い出しました。

♪みんなでなかよく聞きましょう・・・
とかなんとか続くんじゃなかったですか?
マイナーな曲調で始まって、みんなで・・のところでちょっとだけ長調に変わり最後はまた悲しい感じで終るんですね?

しかしまあ・・・
小学校3年生の教科書って覚えていることがすごいです。
わたしは学校で習ったんじゃなくて、NHKの教育番組なんぞで聴いたような覚えがあります。

投稿: れいち | 2010年4月24日 (土) 16時13分

れいちさん
またもや、失礼します。
>マイナーな曲調で始まって、みんなで・・のところでちょっとだけ長調に変わり最後はまた悲しい感じで終るんですね?
そうです。途中で転調するんですね、短い曲なのに。
1番は
♪おはなし 聞くから 話してよ
 野原の???も 聞いている~♪
とか続いて、2番が「みんなで聞く」だったでしょうか…ああ、記憶力あてになりません
NHKで聞いたのは、何年かたってからだったかもしれません。なにせ、マイナーな曲でした。

「白の女王」の赤い唇が、イタリアの国会議員になった元ポ○ノ女優のチチョリーナさんみたいだと思ったのは、私だけでしょうかネ

投稿: 秀子 | 2010年4月25日 (日) 00時12分

秀子さん
きょうもこの曲を探し回っていましたがやはりどこにもありませんでした。
数年前に同じようなことを検索サイトで質問している人がいましたが、レスはついていませんでした。

でも秀子さんのおかげで歌詞がわかって嬉しい、歌ってます。
野原の・・・のところは状況的に見てうさぎでしょうかね、そうしときましょう。
野原のうさぎも聞いている~♪

チチョリーナ、あはは
まさにそっち系メイクでしたねぇ。
人を食ったような唇でした、ぎゃあ
わたしはエンドロールで名前を見るまで白の女王の役が『プリティプリンセス』などのアン・ハサウェイだとは気づきませんでした。

投稿: れいち | 2010年4月25日 (日) 18時44分

黒木瞳は、好きな女優 ふじ です。

黒木瞳がこっちの映画館に来るって?
それは、大変。
絶対に、会いに行かなくっちゃ。
握手してまらって、サインもらって、
その綺麗な素顔を見て、幸せな気分に浸りたい。

だから、黒木瞳がこっちに来る時は
その情報を連絡してや。

でも、その素顔が
TVで見るほど、綺麗じゃなかったら どうしよう?

投稿: ふじ | 2010年4月25日 (日) 21時25分

ふじさん
>その綺麗な素顔を見て・・・
えっ?
素顔なんて見せないっすよぉ。
白の女王みたいに真っ白に塗りたくって人を食ったような真っ赤な唇で登場します。
いや、実際に人を食ったかもしれなくってよ、お~っほっほっほ

黒木瞳の年齢知ってびっくりしました、うちらとえろう変わらへんやん、びえ~~~
さぁ、例のクリーム塗りたくって寝ようっと。

投稿: れいち | 2010年4月25日 (日) 23時45分

今ひとつ、発想が貧弱な ふじ です。

>白の女王みたいに真っ白に塗りたくって人を食ったような真っ赤な唇・・・


   ・・オバQ?


投稿: ふじ | 2010年4月26日 (月) 16時05分

ふじさん
>・・・オバQ?

そう、真っ白な顔に真っ赤な唇、アタマに毛が3本、そんで犬にはとっても弱いのさ!

おいおい

あのね、ここで不二子ワールドの全キャラクターを紹介してるから見てきてください。

   http://www.fujiko-f-fujio.jp/characters/

ノビ太のママとキテレツのママは血縁関係にあるな、きっと。
笑い方が一緒やもん。

投稿: れいち | 2010年4月26日 (月) 20時09分

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