龍馬を訪ねて洛中洛外
平安時代の洛中と言えば、お上のおわしました内裏とその周辺だけを指し、その後の都は数々の戦乱をくぐり抜け、江戸の末期には、北は今出川通りから南は京都駅前の七条通り、東は鴨川から西は千本通りまでのざっと10km四方にも満たない範囲を洛中と呼んだそうです。
幕末の尊皇攘夷、開国倒幕各論入り乱れた時代に、新撰組隊士や坂本龍馬などは実に狭い範囲で命がけの逃走劇を繰り返していたということになります。
今年のHNK大河ドラマ『龍馬伝』を欠かさず見ているわたしにつられて、ドラマなど滅多に見ないB男くんも楽しんで見ています。
ただ今、龍馬はいよいよ新天地を求めて土佐を脱藩しました。
・・・というわけで週末の一日、B男くんから“坂本龍馬ゆかりの地を探しに京都へ行こう”と誘われました。
もとより歴女のわたしは大賛成です。
今回の移動手段は自転車、高瀬川の桜はほぼ満開でした。
・・・神社の南には江戸時代、幕府直轄の六角獄舎という牢獄があり、幕末、勤王の志士が多数収容されていた。その中に坂本龍馬の妻おりょうの父である楢崎将作が、勤王家の医師であったため捕らえられていた。
おりょうは父の身を案じ龍馬とともに何度か訪れるが、当時女性が牢獄へ面会できることもなく、竜馬自身も狙われる身であり面会はかなわない。そのため神社の大木の上から様子を探ったという。
その後、命を狙われ追われる竜馬は身を隠し、ふたりは離れることとなる。おりょうは龍馬の身を案じ行方を探していた。そんな折り、ふたりで何度も訪れた武神稲荷神社のエノキをふと思い出し訪れた。するとそこには、龍馬独特の字で『龍』の字が彫ってあったという。「自分は今も生きている、そして京都にいるのだ」そういう龍馬からの伝言であった(武神稲荷神社のHPから)・・・
龍馬の妻を思う気持ちは熱く、命がけの逃走のさなかに何ともロマンチックな逸話です。
さらに龍馬夫婦は日本で初めて新婚旅行に行ったことで有名です。
龍馬と中岡慎太郎が京都見廻組の奇襲を受け絶命する『近江屋』跡、現在はコンビニです。龍馬は額の他全身を斬られほぼ即死、中岡は2~3日は生きていて龍馬の最期を伝えたそうです。
龍馬の妻、おりょうの生まれたところ、現在はうどんやさん。ここを探すのにやや手間取った・・・。
おりょうの父親が亡くなり、生活に困った母親が奉公に出た先が、龍馬やその同士が隠れ家としていた邸で、ふたりはそこで出会ったとの説もあります。
海援隊の活動拠点『酢屋』
土佐藩邸跡に残る『土佐稲荷神社』
竜馬の像もあります、他にあるものと違ってややオトコマエです。
こちら新撰組が襲撃した『池田屋』跡、当時の建物はなくて現在は居酒屋、その名も堂々と池田屋。
『近江屋』『寺田屋』『池田屋』と同じような旅館があってややこしいのですが、
龍馬が絶命したのが『近江屋』
龍馬が伏見奉行に襲われるも
おりょうの機転で逃げ出すのが『寺田屋』
新撰組が長州藩・土佐藩の尊皇攘夷派を
襲撃したのが『池田屋』(このときここに龍馬はいません)
当時で言えば洛外にあたる『霊山護国神社』で龍馬と中岡慎太郎のお墓にお参りしたあとは、霊山博物館で龍馬の遺品などを見学してこの日の日程は終わり。
さすが人気ドラマの影響か、どこへいってもわたしたちのような歴男、歴女がたくさんおられました。しかし効率よく回れたことよ、恐るべし自転車の威力!でした。
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コメント
ほんとにれいちさんとこは
「仲良きことは美しき哉」ですねえ、うっとり。
池田屋のカンバン眺めてるのB男君じゃないっすよね?ええと・・・
「京都へ行くならお金持ってないとつまらん」と思い
娘っ子の歴女だった時分からこっち、
もう一回京都行きたい・・・と願いつつ
今まで結局行けてない私です。
アルバイトしたお金で大昔
夜行バスで京都に行きましてん。
黒谷の「金戒光明寺」つうお寺さんに咲いていた
桜を思い出します。
幕末のころ会津藩は本陣敷いたところなんですが、
そこの広い石段って、昔よく時代劇に出てきたんですわ。
その石段のふもとに「厠」の小屋みたいなんがありましてね、
入ってびっくり「金隠し」が木で、四角く開いた
穴を覗き込んだらツボが埋まってましたわ。
板を踏みぬいてツボに転落しそうな危ないトイレで
用たすときに力が抜けず、思わず時間がかかってしまいました。(笑)
そんな公共の厠がまだあった・・・と。
(さすがに今はないでしょうな。)
霊山博物館も懐かしいっす。
ちなみに、当時池田屋跡地はたしか
ケンタッキーフライドチキンだったような記憶が。
あそこ、三条の一等地にあった旅館でしたよね
今思うと。
投稿: miyuki | 2010年3月31日 (水) 03時38分
自転車で京都めぐりいいなぁ、、しゅてきです
私が京都に行く時は 奈良への墓参りのついでで
たいがい夏
暑い中だらだら汗を流しながら観光です
ちびっこいますので
綾小路の鉄道博物館には2回行きました
嵐山の竹林が夫のお気に入りでこちらも2回行きましたが
蚊が半端なくいますね(被害は夫と小娘)
毎回お寺はちょこちょこと。。
前回は清水寺に行きましたよ
修学旅行以来でした
いいなぁそんなしゅてきな場所の近くに住みたいなぁ
またしゅてきな場所を紹介してくださいね
投稿: むさ | 2010年3月31日 (水) 18時01分
こんばんは~。
まずはreiさん、お勤めご苦労様でした!!
明日から早速新しい職場にご出勤でしょうか?
↓ 電車通勤、から1時間・・・・
朝ゆっくり気張ってられへんね~
丸2年京都に住んでたのに、しかもわりかし近所やのに、知らんとこばっかりやわ
あ、嵐山近辺ならレンタで廻ったことあるけどね。
で、コレ一日で廻れたの?お花見しながら。
・・・お達者夫婦やわ~~(笑)
歴史は甚だ苦手なワタシですが、『龍馬伝』は毎週欠かさず観てますよ。面白いっ
投稿: のりりょん | 2010年3月31日 (水) 19時41分
miyukiさん
わたくし、最近自転車には乗り慣れておりますのです~いすいでしたが、B男くんったら1時間も経ったころには「あかん、膝が笑うとるわ」と言いました。
んま、根性ナシです。
池田屋の看板を眺めているのはB男くんじゃありません、ざんねん。
このおっちゃん、じい~っとここにいました、かなりの歴男とお見受け、いやそれを通り越して歴老ですな。
miyukiさんの言う>大昔がいつごろかわかりませんが、多分・・・
すみません、チキンが苦手なもんで記憶にありませんが現在の明治屋のあたりです。
隣の映画館でまだ入れ替え制度がなかった時代に、終わりがけを立ち見して次の回で座って最初から見るという変則な見方をしてました。
ほんま、一等地ですね。
さすが
>四角く開いた木の「金隠し」・・・
にはお目にかかりませんでしたけど、観光地のトイレでは正しい座り方が図解してありました。
中国の方は和式も洋式も反対向いてしゃがむそうです。
ああ、休みの日の観光地やデパートでは、行列のないトイレに入ることは無理なんでしょうか・・・ふんが~っ
miyukiさんは若いころから歴史のツボでも渋めのドツボを押さえる筋金入りの歴女だったんですね。
次回、池田屋でオフ会でしょうか・・・。
投稿: れいち | 2010年3月31日 (水) 22時06分
むささん
自転車いいです。
寄り道できるし、間違ってもすぐにUターンできるし、さすが円山公園内と花見小路は押して歩きましたけど、小回り抜群の機能性でした。
むささん、奈良にお墓があるんですか?
お盆のお参りご苦労様です。
わたし、奈良は小学校の社会見学以来まだまだ行ってないところが多いのでぜひ行ってみたいのですが、寺院と寺院がわりと離れていて自転車は無理かなぁ!?
正倉院展も何年かに一度は行きます。
「はい、こちら~」
「次あちらへ~」
って、最近は規則的に送られてあっけなく終ってしまいますので、空いている日にゆっくり見てみたいものです。
梅小路機関区の蒸気機関車展示場は、ここらの小学一年生の遠足で必ず訪れるところです。
線路の石をひとつ貰ってきますが、それって電車のトイレの汚水がかかってんのちゃうん?って思ってしまう母でした。
うちの下の娘、もうすぐ海外からお客様を迎えるので
「自転車、それええなぁ」
とうちらの自転車遠足に興味シンシンでした。
投稿: れいち | 2010年3月31日 (水) 22時38分
のりりょんさん
終わっちゃいましたぁ。
きょう、花束いただいて帰ってきました。
カップだけでも4個あって(コーヒー用、お茶用、歯磨き用、スープ用)なんでこんなに・・・ってびっくりしながら紙で包んで持って帰ってきました。
明日から電車で通勤です。
駅の階段、急いだらこけそうで怖いです。
朝ゆっくりきばれないので電車の中でもよおしたらどないしよ・・・って思っています。
お達者倶楽部の夫婦はこれをかる~く回りました。
途中イタリアンリストランテでちゅるちゅるスパ食べて、おっさんはビール、わたしはワインでちょっとへろ~んとなりましたが、午後もますます絶好調で漕ぎまわりました。
わたし、自転車が剥いているかも。
人ごみをかき分けて走ったり、急に方向転換したりするのすごく得意です。
で、B男くんはどうしているかと振り返ると、遠慮してそろそろ走っています、そんなもんチリンチリ~ンってやったらみんなどいてくれるんよ。
龍馬伝、おもしろくなってきましたね。
次回まだ長崎ですが、はやくおりょうさん出てきてほしいです。
投稿: れいち | 2010年3月31日 (水) 23時42分
ひたしぶりっ
エエことしてますやんかぁ
先日伏見めぐりから京阪電車で三条「酢屋」へ行ったけど、お休みで目当ての「龍馬ギャラリー」はみれませんでした
龍馬は酢屋の2階から高瀬川に向けて拳銃の試し撃ちをしたとかいうことですが、ワリと距離あるんだけど・・・
寺田屋・池田屋・近江屋・・・整理してくださってありがとう
私、何回本読んでも、ここ3ヶ月の間に2回寺田屋を訪れているにもかかわらず、チンぷんカンプンで
それにしても、さすが名所旧跡満載の京都です。
地方なら、そのひとつひとつに大きな立て札があり、再現されてたり、入館料を取ってたりしそうな旧跡が、小さい石碑一本で済まされてますよね。
最近は、ちょっとした説明書きの立て札が添えてあるところもあるけれど、私が毎日ほど闊歩していた頃は目にもとまらんかったなあ。
明日龍馬ギャラリーに行ってこようかな。
熟女ひとりで史跡めぐり・・・自転車で・・・どうよっ
投稿: bonn | 2010年4月 1日 (木) 00時35分
れいちさん、昨日から
映画「シルミド」のあるシーンが頭の中で
ぐるぐるしております。
光明寺にあったあの厠を思い出したでいですわ。(笑)
ホレ、島の訓練兵がクーデター起こしたときに
トイレで用足してた教官の兵士(だったかな)が
四角く開いた穴に嵌って逃げようとするの。
あああ、あんなふうに
全体四角く開いてないと人間が嵌れないわ
怖いわ~~~
なんか夢に見そうです。困ったな~~~。
投稿: miyuki | 2010年4月 1日 (木) 04時34分
れいちさん、こんにちは。
京都、自転車移動!
良いところに気がつかれましたね。^^
いつもれいちさんの閃き、行動力には感心しております。
久しぶり?B男さんとお出かけレポよかったです!!
ここんとこ、
れいちさんばかり輝いてお忙しそうだったので、
密かにB男さんの安否が気がかりでしたの・・・
安心しました。^^;
今回の大河ドラマ、なぜか身が入らなかったんですが、
また真面目に見たくなりました。^^
投稿: みつこ | 2010年4月 1日 (木) 18時08分
bonnちゃん
bonnちゃんの伏見探索にも後押しされたんですよっ
ちょっと前に新撰組巡りを自転車でやろうと提案したらbonnちゃんは
「自転車やったら喋れへんやん」
と言いましたが、夫婦ふたりだと喋れない自転車がちょうどいい距離感です(汗)
『酢屋』はねぇ・・・
2階の見学がわりとお高かったんですよ。
へえぇ~、高瀬川に向けて試し撃ちですか・・・。
当時は周りを取り囲むものが何もなかったんでしょうね。
でも、龍馬はピストルを持っていたのに、襲われたときには使う間がなかった、油断したことが悔やまれます。
「鴨鍋食べる前やってんて、せめて食べてから斬られたかったやろな」
とはB男くん談。
ちょっと視点が違いますわ
なんだかね、幕末に生きた人たちって写真もあるし、逸話も事実っぽいし、身近ですねぇ。
木戸孝允ね、桂小五郎と名乗っていた若いころはオトコマエやってんよ(ドラマでは谷原章介ね)霊山博物館で、惚れたわぁ。
投稿: れいち | 2010年4月 1日 (木) 22時27分
miyukiさん
んもう・・・
朝方に何をつぶやいているのやら。
シルミドですか・・・便所の形は思い出せませんが、なるほどそんなシーンがありました。
わたしが強烈に覚えているのは、うんていみたいなところから落ちてぐさっといくのが駆け出しのオム・テウンくんですよね?
今から思えば豪華なキャストでした。
しかし・・・
最近どこかでそういうトイレ、おしっこかけるところが板になっているのを経験しました。
どこかのお寺の内便所だった、たしかに。
便壺って言うくらいだから壺が埋まっているんですねぇ。
(あふれたらどうするのさ?)
ああ、だんだん迷走していく~~~ぐるぐる。
投稿: れいち | 2010年4月 1日 (木) 22時41分
みつこさん
B男くんのことご心配いただいて恐縮です。
いたって元気にやっております。
自営ですが、時間はきっちりと勤め人のときのまま、夕方は早仕舞いしますけど、ほぼ規則正しい勤務態度です。
どうしても土日も働いてしまうのが自営の悲しいところ、休みはしっかり取らないと身体が持たないのにね。
寝言でうなされることがなくなったので、今の仕事が性に合っているんでしょう。
京都駅前レンタサイクル、大繁盛でした。
一番安いタイプは全部貸し出し中で、ややグレードが上のを借りまして、1台1300円な~り。
バスや地下鉄乗り継ぐよりちょっとはお安くて、機能的でした。
それに早春の風を感じて走るのも気持ちよかったしね。
今年の大河は、ロケが多いです。
スタジオなのかロケなのかわからないくらい背景がリアルです。
福山ましゃ、お嫌いですか?
わたしはこれでどっぼ~んとハマリました。
あんなかわいい40歳おりませんですよ、はい。
投稿: れいち | 2010年4月 1日 (木) 22時53分
また、こんばんは。^^;
あっ!もしかしたら・・・お嫌いなのかも・・・
っていうか・・・香川照之の方が好きなんです・・・
へん?∠(^^;)
40歳なんですか?びっくりですね!
ほんま、あんなかわいい40歳いませんね。^^
お邪魔いたしました。しずしず・・・m(__)m
投稿: みつこ | 2010年4月 1日 (木) 23時18分
みつこさん
香川照之の岩崎弥太郎はバツグンのや~らしさですね。
うまいなあ、すっかり福山を喰っちまってます。
しかし、いかんせん、弥太郎は汚い
東大出てたって汚いものは汚い。
浜木綿子のムスコであろうとスーパー歌舞伎のムスコであろうと汚い。
これから弥太郎は財閥への道を固めていくのですが、どうきれいに描くのか楽しみです。
見てくれも中身もね。
投稿: れいち | 2010年4月 1日 (木) 23時39分
おこんばんは。
シルミドのトイレの建物(しつこい)外にあって
そうなの、昔見たあの木のスタイルだったんすよ。
ツボが埋まってたのは
母の実家が立て直す前の古い家がやっぱそうでした。
廊下は雨戸を閉めないとほとんど、「外」って家ね。
で、その廊下のはずれが厠。
お祖父ちゃんは「御不浄」言ってましたわ。
ツボだったころの汲み取りをしていたのが
「おわい(汚穢)屋」さん。(放送禁止用語)
三島由紀夫さんの小説に
すれ違ったおわい屋の青年にうっとりしながら
「おわい屋さんの悲劇性」について思いを致すって
一節があったのよ。
こまったお人どすなあ・・・
ははは・・・脱線犯人、ごめんんしょ^^;
B男くん、密かに安否を気にされて。ぷぷぷ・・・
投稿: miyuki | 2010年4月 1日 (木) 23時39分
>「鴨鍋食べる前やってんて、せめて食べてから斬られたかったやろな」
…サバ好きの喜ぃさんが、自分の手料理でサバにアタり、あの世へ行く途中に「戸棚へなおしといたもう片身のサバ、おんなじ死ぬんやったら、あれ食てから死んだらよかった思たら悔しいて…」とご隠居に話す「地獄八景亡者の戯れ」という落語があります。
それ、思い出しました。B男さんは落語ファン?
落語はやっぱり、桂枝雀が最高!でしたね。…ってなんの話や。
自転車で、こんなに回ったんですか~?
すごい健脚ですね。
私は秋に伏見をうろついてきました。「寺田屋」さん近辺ですね。
福山氏が苦手で、龍馬さんは見てませんの。
話についていけず…。
電車通勤1時間なんですか!お気をつけて~。
車中で「中原の虹」ぜひ読んでください。
ガイドブック全部読んだら、これも読みたくなってきました。
でも、「蒼穹の昴」で4冊なんだから、「中原の虹」は、文庫になったら8冊なんかなぁ…。
読めない…。
投稿: みや | 2010年4月 1日 (木) 23時40分
昔、新撰組にはまった ふじ です。
おぉ、近江屋に寺田屋、そして池田屋。
建物の隅にある石碑を見ているだけで、
幕末の志士達の声が聞こえてくる。
まるで幕末にタイムスリップしたようで、なんだかワクワクしてくる。
と、思いながら日記とコメントを読んでいると・・
ははは、
自転車と、やっぱり出てきたトイレの話。
そして40男が格好良いという話も。
やっぱり、ココは相変わらず。
いつもと同じ、楽しい平成時代のブログや。
ちなみに、僕も40歳代の男。
平成の沖田総司と呼んでおくれ。
そうすりゃ、格好良いイメージが定着する。・・かな?
投稿: ふじ | 2010年4月 2日 (金) 19時51分
歴女になれない秀子です。だから輪に加われませんの
それでも「龍馬伝」、なんのかんのと見ています。
香川照之の弥太郎は、きちゃない。
あの演技の印象が強いので、「坂の上の雲」で正岡子規をやっても、弥太郎のイメージが払拭できないのは、私だけ
投稿: 秀子 | 2010年4月 2日 (金) 23時48分
なんか、皆さん香川さんの弥太郎に
良い反応見せてますねえ。
あんまり汚いので○菱さんから
何やらあったとかないとかですが・・・
「母なる照明」のプレミアに行ったとき
ポン・ジュノ監督に花束持っていらした
生香川さんを見ました。
私にとって「このシトって・・・」と思った
彼の役は「利家とまつ」の秀吉かなあ。
正岡子規もなんか乗り移ってましたかね。
お母様の浜さんいわく、
まごうことなき「あの方の血」でございますよ・・・って
スーパー歌舞伎よね?やっぱ。
投稿: miyuki | 2010年4月 3日 (土) 00時09分
miyukiさん
わたし、緊張の1週間でしたが週末になって安堵したのか、夕べはばたんきゅ~~~ でして今ごろのコメントごめんなんしょ。
おばあちゃんちのご不浄は・・・
木の扉を開けて出ると、縁側に手洗い用の水の入ったペットボトルを逆さにしたようなタンクが吊り下げてあって、下の突起を押すとじょうろのように水が出てくるってやつですか?
トライアングル型の細竹のハンガーに手ぬぐい、タオルじゃなくて手ぬぐいね(○○米穀店なんて書いてあったらなおよろし)・・・が、かけてある。
そばには沈丁花、足元にはヤツデがあったら、それはもう夢のような昭和ですね。
ああ、けだるい夏休み、おばあちゃんの家・・・。
スイカにマクワに三ツ矢サイダー・・・。
汲み取りの兄さんに釘付けになる少年、の三島作品は、はい、初期のあれですね。
三島由紀夫の倒錯した世界、やはり自身のことだったのでしょうかねぇ。
当時本屋さんで三島作品を買おうとすると、往々にしてその題名がはじゅかしかった、でも内容は文学なのよ、と言い訳めいた視線を本屋のおばちゃんに送っていたわたしです
なぜか背表紙が赤かった記憶。
お取り寄せしてもらうときは、それはそれは赤面しましたわ。
余談ですが、姐さんが妄想する『放出』は“はなてん”とも読んで大阪の地名でもあります。
“ハナテン中古車センター”って有名な会社もありますのよ。
はじゅかしい・・・。
投稿: れいち | 2010年4月 3日 (土) 09時32分
みやさん
B男くん、落語は熟知していません。
新婚旅行の飛行機の中で持参した枝雀さんを聴いていたきり、です。
枝雀は見て愉しむ落語でしたね。
佳境に入ってくるとこちらも腰が浮きましたっけ。
実はB男くん、鴨が好きなのです。
素焼きにしたものに辛子をつけていただくのが大好きです。
親戚の集まりの懐石などで鴨がついてくると、好きなB男くんのところにお皿が集まります。
仕事始めの日、帰りに本屋さんへ寄りました。
中原の虹の文庫本が出てないかと思って(みやさんからのテレパシー感じた)。
で、『珍妃の井戸』を手にとってぱらぱらと見てみたら、わたしはこれを途中までしか読んでいないことが判明。
さっそく買ってきました。
ところが、電車に乗っている時間は通算50分足らず、しかも乗り換えが2回、なので集中しだしたころに本を閉じなければならず。
でも『中原の虹』が文庫で出たら読みますわ。
『壬生義士伝』のときのように電車内でぼろぼろ泣いたらどうしよう・・・
秋の伏見って、お仲間との集まりの際?
伏見ってなかなか行かないのですよねぇ。
意を決して今度行ってみようかなぁ。
投稿: れいち | 2010年4月 3日 (土) 10時53分
ふじさん
なにやら聞き捨てならないフレーズが・・・
平成の沖田総司?
ふ~ん、そうなんや。
みんなで確かめにいくからね、待っときや。
一昨日からお世話になっている上司は49歳ですが、本田博太郎にそっくりのめちゃオトコマエです。
今回、新撰組とは真っ向勝負の龍馬を訪ねたのですが、主義主張は違えど、日本の将来をとても真剣に考えていたことでは、熱い若者たちが活躍した時代でした。
今、命をかけて日本を変えようとする政治家がはたしているでしょうか・・・と思いましたね。
平成の沖田くんで、朝日放送の朝の宮根さんの番組に出てた『おきたくん』っていうかぶりもんしたうさぎを思い出しました、すんません。
投稿: れいち | 2010年4月 3日 (土) 11時07分
秀子さん
あはは・・・
>「坂の上の雲」で正岡子規をやっても、弥太郎のイメージが払拭できないのは、私だけ?
いいえ、わたしもですよ(笑)
坂の上の雲の方が少し先に始まったので、龍馬を見たとき「あっ、正岡子規だ、何にでも出てる人やなぁ」って思いましたね。
どうでもいいけど、坂の上の雲はあんまり間を開けないで欲しい、前回のストーリー忘れるって思っているのはわたしだけ?
あと、龍馬の土佐弁はあれでいいのか?
そこらへん、だれか検証してほしいもんです。
投稿: れいち | 2010年4月 3日 (土) 11時14分
reiさん
さっそく霊山神社と霊山博物館、龍馬ギャラリーに行ってきました。
龍馬ギャラリーでは係りのおっちゃんがマンツーマンでしっかり説明してくれました。
拳銃の試し撃ちをしたのは、今は埋め立てられているけど、道向かいに船着場の入り江があって、そこに向かって撃ったということです。
金戒光明寺にも行きました。
霊園のずーっと奥に古い石と桜に囲まれた一画。
幕末の動乱で亡くなっていった会津藩士の墓所でした。
霊山墓地とちがって、こちらは長居すると背中にどなたかを乗せて帰ってきそうなところです。
ぜひ、お薦めします
ところで、市バスの1日乗車券というのご存知?
500円で乗り放題
自転車みたいに小回りはきかんけど、じぇ~ったいお得
といっても、この日は2回しか乗らず、220エン×2回=440エンで、損したわ
投稿: bonn | 2010年4月 3日 (土) 11時16分
miyukiさん
へえ、そうなんですか?
3菱さんからクレームが?
あっはっは
そりゃおもしろい。
B男くんが言ってましたが、弥太郎はカネとオンナと権力でのし上がっていったオトコだそうで、財閥もカタ無し、当時としては珍しいことではなかったのかもしれませんが、こんなこと言われたら3菱さんもたまりませんなあ。
きれいな奥さんもらったことだし今後の展開にも期待し、ひと皮ふた皮、どこもここも剥けるのを待ちましょう。
でもちょっと頑張りすぎの演技が見ていてしんどい気もするけど、ね。
スーパー歌舞伎でございますとも、まちがいない!
利家とまつ・・・なんでも見ているんですねぇ。
尊敬です。
投稿: れいち | 2010年4月 3日 (土) 11時28分
bonnちゃん
フットワーク軽いですね。
酢屋、なるほど。
わたしの行った日は他にも見学者がいましたが、結局中へは入る人がいませんでした。
霊山博物館ではVTR見ましたか?
あれを見たら幕末の尊皇攘夷、開国倒幕の構図と流れがイッキに理解できました。
結局はひこにゃんのお殿さまが押し切られてハンコを押した、日米不平等条約がイケなかったんだわねぇ。
小学校高学年から中学生の社会見学でぜひ行ってほしいですわ。
bonnちゃん、わたし霊山墓地だけでもけっこう気持ち悪かった。
薩摩、長州、土佐、会津、自衛隊の人のお墓もあったし。
B男くんいわく、『合祀か、関西の靖国やなあ』だって。
ただ、見晴らしはよかったですけどね。
500円と440円の差額、bonnちゃんらしい。
そんなあなたが好きです、ぽっ
投稿: れいち | 2010年4月 3日 (土) 11時46分