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2010年1月 7日 (木)

七草がゆ

こどもの頃から慣れ親しんだ風習とは怖いもので、人生の折り返し地点をとうに過ぎたこの年でも親から教えられた季節の祭事はわりと頑固に守り続けています。
それは例えば
『冬至にかぼちゃを食べないと風邪をひくのではないか』
とか
『節分には玄関にヒイラギを挿さないと悪いものがくるのではないか』
という一種強迫観念であり、この“バチ当たりの文化”を伝承することこそが、未来の日本の道徳を支えると信じているわたしは、常々この意思をなんとかこどもに伝えたいと思っています。

さて、ことしも正月7日、邪気を払い万病を防ぐと言い伝わる七草がゆをいただく日がやってきました。
小さいころには母と近所の土手で、セリこそ無理でしたが、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラなどを摘んだものです。
これらにスズナやスズシロにあたる大根を足して材料はほぼ揃い、冬休み最後の日の朝はさいころに切ったお餅入りのおかゆをいただきました。

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今でも近所の公園の周りには七つとは揃わないけれど、3種くらいの草が生えているのは知っていますが、車が通る、犬が散歩する、では菜を摘む気にならずスーパーのパック入りで済ませています。

今年はふたりなので、おかゆに混ざる菜の割合が多くてちょっと青臭いおかゆになったものの、年末来の暴飲暴食で疲れた胃腸にとても優しいお味でした。
そして、この七草がゆはうーじんの大好物。
「うーじんがいたら喜んでおかわりするのになあ・・・」
「帰ってきたら何が食べたいって言うやろ・・・」
と言いながら、遠く離れて暮らす娘たちの無事を祈る寒い朝でした。

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コメント

riceballれいちさん
冬至にカボチャの煮物を食べたら、お風呂にゆずを入れ忘れた秀子ですsweat02 
こっちをやれば、あっちを忘れるのは、年齢のせいではありませんcoldsweats01

れいちさんのところは、お母さんの時代からきちんとされていたんですね。だからこそ、お嬢さんたちに伝えていこうと思われるのですね。

ところで、
>さいころに切ったお餅入りのおかゆ
っていうのは、普通のことなのでしょうか? お供えの御餅ですか? 私、おコメだけかと思っていました。うちの実家では、すべての材料が身近にあったと思うのですが、どうしてか祖母が生きていたときから小松菜を入れるだけでした。あ、小さな切り餅入れたかも…。

わが家もきょうは、形ばかりの七草粥食べました。
以前はスーパーのセットを買っていたのですが、子供(とくに娘)が食べなかったので、今や出汁入りの冷凍パックですわ。なかなか美味しくて、最近は毎年これです。ああ、情緒のないことよ~despair

投稿: 秀子 | 2010年1月 7日 (木) 23時07分

うちも、今朝は七草がゆでした。
じーちゃんの畑で、すずな・すずしろ・はこべら・なずなを調達し、後は省略。なんでもいいんじゃないかな~、緑の物が入っていたら…と、テキトウな私。
お餅は、丸餅をうすく切って入れました。
こちらでは三方に鏡餅を飾るとき、半紙を敷いた上にお米を広げ、ウラジロを置き、その上に2段のお餅を載せます。お餅の上には、ダイダイのかわりにみかん。bleah 
串ガキ・栗・昆布・カヤの実などを飾ります。
このときに使ったお米で、七草がゆを作ります。
どっちでもいいんだけどな~と、思いながらも、毎年作ってますね。

冬至には、カボチャ。普通に煮ものにしても食べないので、スープにします。
次は節分。塩イワシですね。

ゆずがたくさん生ったので、冬至じゃないけど、今日もゆず湯でした~。

投稿: みや | 2010年1月 7日 (木) 23時16分

clover秀子さん
特にバチが当たってほしくない年は念入りに祭事をやってしまう小心者のれいちでございます。
ところがB男くんがまた初志一貫してないオトコでして、ときどき
「そんなものは神仏の教えに関係ない、生きているものの気休めじゃ」
と言ったかと思うと、節分に食べる豆の数を間違うと最初から数えなおす人です。

さいころに切ったお餅・・・
わたしの実家もれいち家もおかゆにこのお餅を入れます、ちょっと全国版のレシピを見てきましたら、入れるおかゆ、入れないおかゆ色々です。
うちは塩のみの味付けですが、だし汁で煮たものもおいしそうですね。
実はホテルの朝食ビュッフェにあるおかゆがけっこう好きです。
あと、韓国定番のあわび粥、これは3杯くらいいけます、びえ~~~。

投稿: れいち | 2010年1月 8日 (金) 00時13分

cloverみやさん
じいちゃんの畑で材料調達、な~るほど。
この季節、畑はお休みで草が生えてますもんね。
わたしなんか畑を持っていたら、七草を栽培して売りたい。
年中栽培して干し草バージョン、真空パックバージョンなど色々パターン作るのさ、どうだろ!?

ところで、お鏡さんの飾り方、すごく丁寧なんですね。
初めて聞きますが>カヤの実、などというものは簡単に手に入るものなんですか?
うちは、これがなんと言うかテキトーなんです。
いつぞやの年はプラスティックの橙が乗っかっていたことも。
ウラジロは毎年お隣からいただくので用意しないんですが、いただかなかったらそれまで。

節分のイワシは>塩イワシ?
これは一夜干しのことでしょうか。
うちはもうちょっと乾燥したものをいただきます。
最近はイワシの売り場にヒイラギが置いてあって好きにお持ち帰りしてもいいようで助かります。
昨年の台風で瓦が一枚落ちましたが、玄関と勝手口のヒイラギはそのまま残っていました。
節分が来たら春がすぐそこですね、あ~、うーじんが帰ってくるよぅ・・・。

投稿: れいち | 2010年1月 8日 (金) 00時31分

night皆様、おこんばんは。
七草がゆ、うちも七種類全部は入りませんが、
結構好きで、行事に関係なく食べたいくらいですわ。

しかし皆さんなんと立派にしきたりを守ってらして。
うちの場合、食い気にのみ熱心、
よくいえば合理的、悪く言うと手前勝手、
大きなバチがあたるようなことはしてないけども、
小さいバチはいっぱい積み重なってること請け合い、
肝心な時にダッシュ出来ないのは
日ごろの不敬が響いているのカモなあ・・・(遠い目)

子供の頃のある年、祖父母の家のお供えが
例年の倍くらい
大きくて立派で、綺麗に整っているな・・・と
思ったらそれはなんと陶器で出来ておりました。
暮れに買い物に行って、
「いいなあ、面倒くさくなくて。」と思った祖母の衝動買いだったらしく。

古い家のちょっと薄暗い床の間で、
日の出の掛け軸を前に、ミカンだけはほんものが
乗っておりました。
下町ッ子の祖母は、あたらしもん好き、
珍しもん好きでした。


投稿: miyuki | 2010年1月 8日 (金) 03時00分

昔ながらの行事をずっと続けておられるのは立派だと思います。
七草がゆどころか節分を祝うことも、おひなさまをだすことさえこの頃もしていない私は反省しきりです。
そういえば子どもたちが小さい頃七草を近くの公園に摘みに行ったなあ。
しかし昨今ではどうも犬のおしっことか、車の排気ガスとかが気になるよねぇ。
有川浩の『植物図鑑』っていう小説が昨年出ましたが、
中ではそんなことを気にせずに野草を食べまくっていました。
中年オバサンが読むと、ケッ!ってな甘い話ではありましたが、
野草料理が次から次からでてきて、そこは面白かったです。

・・って、七草がゆから離れてしまいましたが、
私も心を改めて年中行事を大事にします。

投稿: 湖知流 | 2010年1月 8日 (金) 08時32分

七草がゆ・・・スーパーの七草セットと「味の○の白がゆ」でいちおうしましたよbleah
冬至には、かぼちゃとゆず湯も。。

季節の行事をするようになったのは、というか、そういう行事があること自体知ったのは、結婚してからなんですsweat01
ホレ、京都の人ってそーゆー儀式(?)にウルサイぢゃん?coldsweats01
まめにヤッテル私を見て、無頓着な我母は非常に不思議がってます(笑)
なんか、一度ヤリ始めるとヤラナイと気持ち悪いと言うか、落ち着かないもんですよね~。

今朝はお正月のお飾りも外したし・・・
あとは明後日の「とんどさん」じゃ。
あ~~~めんどくせ~~~~gawk

投稿: のりりょん | 2010年1月 8日 (金) 18時40分

れいちさん、こんばんは。
朝できなくて・・・
夜にお粥もなぁ・・・って七草雑炊にして、おかずいっぱい食べたら、かえって胃腸に酷な七草粥になってしまった・・・
と言う我が家でした・・・coldsweats01
冬至はかぼちゃは煮ましたが、お風呂はバス〇リンゆずでした・・・coldsweats01

話変わって・・・^^;
「テロワール」見終わりました。
ハン・ヘジンちゃんがソムリエになっていく話です。
根性もんでもなく、切ない恋愛もんでもなく、
私は、まあまあでした。(えらそうに・・・coldsweats01
これは、クムスンでヘジンちゃんに転んだB男のリクエストだったんです。だから・・・
ヘジンちゃん、クムスンキャラまんまで、
B男は大満足だった!とさ・・・catface

投稿: みつこ | 2010年1月 8日 (金) 20時15分

clovermiyukiさん
あうあう~~~うhappy02
>食い気にのみ熱心・・・
そ、そうですわ、うちも。
伝統行事の中の食い気のみに走ってるケがあり。

でもね、この七草がゆにしても冬至のかぼちゃにしても、健康にかかるワケがあっての慣わしですから、食い気も大事にはちげえねぇですわな。
食い気を通して伝える伝統、しきたり、食い物の恨み・・・。

姐さん、わたし、肝心なときにダッシュはできます。
しかし・・・こけま~す、くじけますsweat01
(心身ともに、のハナシですよね)

陶器のお供え、ぷぷぷです。
ほの暗い床の間で燦然と光り輝いていたことでしょう。
腰の手術されたときに腰の下に陶器の置物充てておられたあのおばあちゃんですよね?
いやあ、泰然自若、かくしゃくとした婦人でらしたよね。(知ってんのか?)

うちの床の間には陶器の“福助さん”があらっしゃります。
お婆ちゃんお手間入りの座布団にチン座しておられます、ちょっと見には“湯ばあば”です。

投稿: れいち | 2010年1月 8日 (金) 21時05分

clover湖知流さん
>有川浩の『植物図鑑』っていう小説
これ、すごくおもしろそうですね。
わたし、山菜料理は大好き、きのこ博士とともに山へ入ってきのこ狩りがしたいと常々思っていますねん。

大きな声じゃ言えませんけど、去年お雛様を出したのですが、娘たち一瞥しただけでほとんどスルーでした。
小さいときは喜んで、近所の子たちと比べっこしてたのに、「あ~、出したんや」で終わり。
虚しいものでした。
昨年末に例年の慌ただしさを感じなかったのは、ツリーを出さなかったからかなあ・・・。

七草がゆは、おいしいです。
ああ、湖知流さんに韓国のあわび粥を食べてほしい。
絶倫、もとい!絶品です。

投稿: れいち | 2010年1月 8日 (金) 21時27分

cloverのりりょんさん
あ~めんどくさ、と言いながら節目の行事をやめられないのりりょんさんが好きよheart04

>ホレ、京都の人ってそーゆー儀式(?)にウルサイぢゃん?
ちょっと見てくるわアクセス解析・・・
京都から見に来ている人、けっこういやはりまっせ。
一応フォローしておくわ。
『ホレ、京都の人ってそーゆー儀式(?)にかなりウルサイぢゃん?』

>あとは明後日の「とんどさん」じゃ。
それは『どんど焼き』のことでしょうか。
これでお正月の行事はひととおり終わりですね。

突然ハナシ変わるけど、ず~っと探し続けていた加ト吉のカレーうどんを昨日やっと見つけ、いただきましたよ。
おいしかった、すごく本格的なお味と大ぶりの牛肉がgoodでしたgood
これ、立派なお昼ごはんになりますね。
B男くんが感激して今日も買いに行きましたが、今日はもうなかったそうです。
モランボンと加ト吉は裏切らへん。
(うそこメーカー、座右の銘に加えてほしい)

投稿: れいち | 2010年1月 8日 (金) 21時57分

cloverみつこさん
七草雑炊で腹ぽんぽん、ご苦労様でした。

うちは、昨日たまたまわたしの仕事が休みだったので朝からゆ~くりおかゆさんでしたが、例年は夜にいただきます。

で、なんでもきっちりやりそうなみつこさんが、ゆず湯にバス栗ンって・・・
なかなかやるじゃんgood
うちでは昨年のゆず湯のゆずは1個だけでした。
ゆずがけっこう高かったんです。
それにお風呂入るのふたりきりだしね。

さて、ヘジン嬢のドラマ、B男さんとふたりで鑑賞ですか、仲良しですね。
例えば泣けてくるようなドラマだと、旦那さんの前で泣くの恥ずかしくないですか?
>根性もんでもなく、切ない恋愛もんでもなく、
だったらいったい何なのさ~?

わたしはただ今『透明人間チェ・ジャンス』を見ています。
後半、お父さんの家族への愛にだだ泣きとの評判ですので、今年の泣きはじめ、思い切りいっちゃいま~すmovie

投稿: れいち | 2010年1月 8日 (金) 22時29分

また、こんばんは。^^;
お答え致します・・・paper
>旦那さんの前で泣くの恥ずかしくないですか?
じぇんじぇん平気です。
B女、B男の前では、鼻まで垂らして泣けます。happy02happy02

家狭いのと暖房節約で一つ部屋で、一緒に見たり、
別々の事したりのB夫婦です・・・∠(^^;)sweat01

投稿: みつこ | 2010年1月 8日 (金) 23時10分

taurus七草がゆの味を知らない ふじ です。

うちは正月7日に七草がゆを食べる風習がありません。
だから、20歳すぎるまで七草がゆを知りませんでした。
そして、あれからウン十年経った今でも、七草がゆを食べたことがありません。
だから、写真を見ても ただの草にしか・・・
おっと失礼。

でも、こやって書くと、僕ってまるで外国人のよう。
仕方ないか。ベッカムのように日本人離れした格好良い男だから。

れいちサァ~ン。
アナタァ~ガァ、 ツクッタ ナナクサァガユハァ~、 オイシイデスカァ~?
イチドォ~ タベテミタァ~イモノデェ~~ス。

投稿: ふじ | 2010年1月 9日 (土) 00時15分

cloverみつこさん
さっそくのお答えありがとうございます。

B男さんと一緒に鼻水垂らしてドラマ鑑賞、ますます仲良しですね。
食卓の会話が想像できます。
「クムスンはケナゲやなあ」
「まるで新婚時代のみつこ、おまえのようや」
「あら、もうあなたったらぁ、うっふ~ん」
ってな感じで、焼き肉をサンチュに包んであ~~んてしているんでしょう?(笑)

韓ドラに理解のある旦那さんがうらやましいですが、うちのB男くんが韓ドラにハマるとはとても思えないので、うちはこの先も別々の部屋で単独行動です。

投稿: れいち | 2010年1月 9日 (土) 00時37分

cloverふじさん
>だから、写真を見ても ただの草にしか・・・
何をおっしゃる、ただの草です。
“なずな”など別名ぺんぺん草って言われてますから。

職場の同僚は、実家では毎年食べていたのに嫁ぎ先には食べる習慣がないので、実家に食べに行くって言ってました。
B男くんの家系はお雑煮を白味噌で祝いますが、うちの実家は昆布でだしをとったすまし汁ですので、お正月に実家へ行ったときにおすましでお雑煮を作ってもらいます。

>ベッカムのように日本人離れした格好良い男だから
モウ・・・フジサンッタラ!
ゴジョウーダンガ スギマスコトヨ。

投稿: れいち | 2010年1月 9日 (土) 00時47分

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