アルコール除菌
もうずっと前、職場に 「失敗したら俺が責任とってやるからやってみろ、やってみないことには何も始まらん」 と言ってくれる上司がいました。責任を取れるほどエラい立場の人ではありませんでしたが、それでもわたしら部下はその言葉を頼りにして、勇気をもらって、仕事に臨んだものでした。
その後、十数年ぶりにその方に出会ったら 「君らが若いときには、やれって言うたらめちゃくちゃでもやってきたもんやが、今のやつらは、それわたしがやるんですかとか、そう言葉に出すやつはまだマシなほうで、はいと返事しておきながらやらんやつばかりや、こっちもやる気が出ん」 と言っておられました。
たぶん・・・その方は間違ったことを言ってはいないと思います。 でもたぶん・・・その方のアタマは古くて固いと思います。
今では、責任をとってやるなんて思っている上司には滅多にお目にかかれません。 はいと返事が返ってくれば理解したものと思ってはいけない若者にはときどきお目にかかります。 言うことを聞かないこどもを育ててきたわたしは、ときに職場では、道理も引っ込めて若者に迎合しながらうまく歯車を回さなくてはならないということを、知らず知らず身に着けていたようです。
夕べはかしましキャンディーズの定例会で居酒屋でした。
過去にはこんな議題もありました。しかし今夜の議題は『バクハツさせていただきます』です。わたしだけではなく、あとのふたりも最近・・・溜まっています。それは仕事上の矛盾とか不合理で、平たく言えばうっぷんというヤツです。キレたり正式に抗議したりすると、あとあとやりにくいことも知っているからせいぜい陰で文句を言うくらいです。
夕べは思い切り喋りました、バクハツしました。そして気持ちの中に溜まった“澱(おり)”をアルコールで流し、更なるアルコールで除菌してきれいさっぱり生き返りました。
ちなみに冒頭の上司は、日本の将来を憂えたのかどうか、定年を待たずに退職してフランスへ行ってしまいました。
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