« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009年2月27日 (金)

がんばるアラ還『マンマ・ミーア』

二日続けて映画を見ました。

一日目は、うーじんに是非と誘われ『ベンジャミン・バトン』です。

     356

1918年、ニューオリンズ。黒人女性クイニーは置き去りにされた赤ん坊を拾った。ベンジャミンと名づけられた男の子は、すぐにクイニーが営む施設の老人たちの中に溶け込んだ。なぜなら彼は、80歳で生まれた小さな老人の赤ん坊だったからだ。
“母親”クイニーの惜しみない愛情に包まれてベンジャミンは成長した。車椅子から立ち上がって歩き出し、しわが減り、髪は増えた。ベンジャミンは年を取るごとに若返っていく人間だった。
数奇な運命を生きた男、ベンジャミン・バトン。どれだけ深く心を通わせても、どれだけ深く愛しても、出会った人々と同じ歳月を共にすることはない。それでも人生は素晴らしい。これは特別な人生を送った男の物語。

次の日はひとりでお口直し(これで一日目に見た映画の感想に代えさせていただきます)に『マンマ・ミーア』です。

331238view001

エーゲ海に浮かぶ美しい小島に、明日結婚式を挙げる20歳の娘がいた。彼女の名はソフィ。小さなリゾートホテルを営む母ドナと二人暮しで父親を知らずに育った彼女は「パパと一緒にヴァージンロードを歩くこと」を夢見ていた。挙式を控え父親探しを思い立ったソフィは、内緒で母の日記を読み、父親の可能性がある母の昔の恋人3人にドナを差出人として招待状を出した。サム、ハリー、ビル。誰か父親を名乗り出てくれるかもしれない。
ところが島にやってきたのは招待状を受け取った3人全員!差出人が母ではなく自分だと明かしたソフィは「結婚式のサプライズのために隠れていて」と3人を小屋に押し込んだが、道具を取りにやってきたドナに見つかってしまい…。

メリル・ストリープは1949年生まれの今年60歳。彼女のともだちも彼女を取り巻く男もみんなアラウンド還暦。それがABBAの曲に合わせて歌う踊る・・・。               331238view009                            わたしの注目はドナのともだち、離婚歴複数回の整形女性ターニャを演じるクリスティーン・バランスキーでした。声量たっぷり息も切らさずに歌うメリルとともに見せ場でキメる。331238view006_3

それに引きかえ男性三人は体型も歌もダンスもそんなに素晴らしくないのですが、それがまた一生懸命で何ともいえないいい味をかもし出しています。

エンドロールで流れる曲はソフィを演じるアマンダ・セイフライドが歌う『Thank you for the music』           ABBAの中ではわたしの好きな曲のひとつです。わたしの持っているABBAのLP(ふるっ!)に入っているこの曲はライブ版なのか、ためたり笑ったりしながら歌っていますが、アマンダはピアノ伴奏であっさりと、しかしキュートに歌っていました。                                           ソフィ役の選考にあたっては、アマンダの歌唱力に惚れこんだ監督が抜擢したのだとか。彼女のこれからの明るい未来を讃えるように素敵な終わり方でした。

こちらでABBAの『Thank you for the music』が聴けます。

| | コメント (18) | トラックバック (0)

2009年2月23日 (月)

おめでとう!『おくりびと』

日本の映画賞を総なめにした映画“おくりびと”がアメリカ映画界最大の祭典、第81回アカデミー賞の外国語映画賞に選ばれました。

公開当時、厳かな感動をもって見終えた作品だったのに、鑑賞記を書くこともなく今日にいたってしまったことをちょっと後悔しながら、今日、現地で受賞の喜びに沸く関係者の方々に心から拍手を送ります。

330042view001

楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。

失礼だけれどわたしは、“納棺師”という分野の仕事があることさえ知りませんでした。                                                             3年前に亡くなった姑のときは、葬儀屋の方が湯灌、着替え、化粧など全部やってくれました。「六文銭は三途の川の渡し賃です」と説明しながら銭の絵の書いた紙を入れた袋を持たせ、痩せて硬くなった足には「足袋と草鞋は添えるだけにいたしましょうね」などとわたしたち遺族のものが納得するように語りながら・・・。                        まだ30代前半の男性でしたが、無駄のない手順と篤い接し方に感心したものでした。

映画は納棺師の所作がとても美しく、丁寧に描かれています。雪をかぶった山形の山並みと相まって清廉で厳しく・・・。                                    この厳しい山並みは、都会を逃れて故郷に帰って来ざるを得なかった大悟の背景にいつもあり、ときに彼を寄せ付けなかったり、やがて包み込んだりと、彼を取り巻く人々の象徴のように映ります、きれいです。                                   主役の本木雅弘くん、自ら作品選びに関わったというだけあって意欲的な、しかし静かなとてもいい演技でした。

死者を冥土へ送る儀式はそれぞれの国や宗教によって様々に違うものでしょう。ともすれば忌み嫌われがちな“死”を扱いながらも、ときに美しく、ときにユーモラスに表現されたものが作品として高評価を受けると同時に、受賞の趣旨からはややはずれますが、日本人の葬送の文化がこのような形で世界に紹介されたのはとても嬉しいことです。

改めて、おめでとうございました。

| | コメント (13) | トラックバック (0)

2009年2月19日 (木)

K-COSME

円高ドル安の影響は韓国にももろに及び、ウォンの安さったらハンパじゃないらしく、韓国旅行をする人が増えて免税店はどこも日本人でいっぱい、入店を制限しているとかブランド物が品薄とかいうハナシです。

最近のわたしのお気に入りのお化粧品から・・・

先日ソウルへ行ったうーじんに頼んでおいた“HANSKINのBBクリーム”はロッテ免税店では売り切れ、二軒目に行った新羅(シルラ)免税店でわずかにあったのを買ってきてくれました。

        Dsc01807

ふだん韓国でいくらで売っているのかよく知らないのですが、日本の通販で買う半額以下でした。

        Dsc01808

以前新大久保で買ったこちらの“BEAU TEMPS”は薄付きで休みの日の軽いメイクにはいい感じでしたが匂いがきついのがちょっと気になったのに比べると、ハンスキンはしっかり覆って匂いなし、気に入りました。だいたい、保湿、美容液、UV、下地、コンシーラー、ファンデーションという6つの機能を兼ね備えているという点が、美容に関するわたしのずぼらゴコロを刺激します。

そしてこれ、“ETUDE HOUSE”のピーリングクリームです。

        Dsc01806

これはお肌につけてくるくるマッサージすると角質がぽろぽろとれる、まさに1970年代に一世を風靡した“プリティー”みたいなものです。プリティーが肘やかかと専用なのに比べるとETUDE HOUSEのは顔にも使えます。小鼻のあたりから角質と思われるカスがぽろぽろ落ちてきた日にゃ・・・ちょっと感激です。鼻の頭の毛穴の黒ずみも抜け落ちるような気がします。(使用感は個人差がありますのでむやみに信用しないでください)                           ETUDE HOUSEは若い子が行くお店なのでディスプレイはプリプリのプリティ、おばちゃんはちょっと恥ずかしくてためらいます。

あとは“It's skin”のパワー10フォーミュラー13種類の中から、美白効果があることで一番人気のVCペクター。

        Dsc01805

韓国の女性は芸能人でなくても本当にきれいな肌をしています。わたしも若いうちにこういうものに出会っていたらもっと違う肌人生があったんじゃないかと思うと悔しい限りです。                               しかしK-COSME、こうやって少しずつ試してみていいと実感できたものを安価でまた入手するのが困難なんですよねぇ・・・。

| | コメント (14) | トラックバック (0)

2009年2月15日 (日)

それぞれの旅行

卒業を控えたあね、長い春休みのうーじん、それぞれ旅行に忙しく絶えずどちらかが家にいません。

        2

フランス・イタリアへ行く前のあねのワードローブ一覧表。この子はこういうマメなところがあるけど直前まで調べものをしていて、こんなことをしたまま出発しました。

        Dawa

そしてローマでレッキスの襟巻きを、パリでミントンの折りたたみ傘を、それぞれ失くしてきました。

        Photo

来週はバリ島です。

信州へ初スノーボードに行ったうーじん、夜行バスで行くからって夕方までアルバイトをしていて、夜に「手袋ってどんなん要るの?」などと言ってました。旅行の準備はできてないけど、その日に備えてまつ毛のエクステはしてて「まろんにもしてあげる」と言いながら犬の顔にいたずらしてました。

        Photo_2

今日は始発電車で関空→韓国へ行きました。夕べは夕方までアルバイト、その後高校時代の仲間と食事して夜中に荷物をスーツケースに詰め、3時間ほど寝て出発しました。                                直前に「デジカメの充電器が壊れている~」と言ってわたしのデジカメを持って行きました。

           Dvc00027

そして化粧ポーチが置いたままでした、あ~あ。

| | コメント (24) | トラックバック (0)

2009年2月11日 (水)

百鬼夜行と陰陽道 -弐-

Hyakki_yako

平安時代の京都では、鬼が徒党を組んで町を走り回った日があったらしく、当時の貴族らは特にこの怪異現象が起こりやすい“夜行日”なるものを占ってもらうために陰陽師に頼り、夜行日の夜には外出するのを避けたり、やむを得ず外出する際は魔除けの護符を持ち歩いたそうです。

現在、この伝説で鬼が通ったとされる一条通りの大将軍商店街では、通りを“妖怪ストリート”と銘打って妖怪伝説の伝承と町おこしに取り組んでおられます。

さて、北野天満宮を後にして小昼に串団子を食したわたしたちは妖怪ストリートへと歩いて向かいました。

        Img_6595

                 大将軍神社        

どこからか鬼が出てくるかと用心して歩きましたが、お化け屋敷じゃあるまいしそんなことがあるはずもなく、妖怪をプリントしたグッズなど売る小物屋さんや魚屋、花屋などが並ぶ商店街でした。それぞれのお店の前に趣向を凝らした手作りの妖怪人形が飾ってあり、それらを見て歩くのも一興でした。

Nekomusume

やはりここでも「お団子売ってるわ」「大福もあるやん」と甘いものに手が出そうになりましたが、いけない!すでにお昼どき、予定のランチの時間です。

かに道楽京都本店では二週間ほど前に個室の予約を入れましたが満杯。しかしその日はすぐに足を伸ばせるお座敷に通され、かに懐石をいただきました。

        Hiru_kotone3885

              かに道楽HPより

かに酢・焼きがにはおいしい、しかし心なしかにが小さいような・・・お刺身は甘い、しかしもうちょっと食べたいような・・・ということでやや不満の残る昼食でした。(この件に関しては・・・かにでお腹いっぱいにしようと思ったらせめて7,000円くらい出さなあかんわ、とB男くんに言われた。ランチで7,000円も出せないのが我ら主婦の悲しいサガなのよ)

デザートは錦市場のカネタカフェで地元産の小豆を使った白玉ぜんざいをぺろり。

        Img_6608

その後、漬けもの屋さんなどのぞいたわたしたちの気分と胃袋はまだまだイケたけど、そして娘たちは手が離れて慌てて帰ることはなかったのだけど、肝心の大きい坊が待っていることだし・・・ということで、夕闇が迫る京都の町をあとにしたのでした。

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2009年2月 8日 (日)

百鬼夜行と陰陽道 -壱 -

今月の友人Bちゃんとの遠足は・・・

京都、そしてテーマは『おどろおどろ』です。

堀川通りをぼ~っと歩いていると見逃しそうなくらい控えめに建つのが、陰陽師・安倍清明を祀る清明神社です。

        Img_6579

かつて人間が大自然の前で今よりもっともっと無力だったころ、農民は作物の出来を例えば餅の割れ方や水の流れ方で占い、為政者は天文学によりまつりごとの方針を決めたとか・・・。                                                 その天文学の創始者、安倍清明はときの朝廷の信頼厚く、日本独自の陰陽道を確立し、日本人のさまざまな生活の規範を決めました。現在わたしたちの日常生活の基準となる年中行事や、暦術、占法はみんなこのときに創られたそうです。

        Img_6583 

         今年の恵方を向いて流れ落ちる湧き水

        Img_6580

        霊験あらたかなグッズが詰まっていそうな蔵

名付けや祈祷でお参りの方がちらほらおられる中、わたしとBちゃんはふたりとも長女がこの春から新たな道を歩むことになりますので、とりあえず厄除けをお祈りしました。

        Img_6578

        Photo

この神社、最寄りのバス停は数々の鬼・妖怪伝説に登場する“一条戻り橋”、また神社のシンボルマークは“清明桔梗”と呼ばれる星型、どことなくおどろおどろしい感じがいたします~。

さてさて・・・

京都祇園が八坂神社の門前町として栄えたのに対し、日本最古の花町を誇るのは上七軒。

          Img_6588               

秀吉に献上して、いたくお褒めの言葉をいただいたという串団子が町のシンボル、ちょっとお茶目な感じの提灯を飾るお茶屋さんや歌舞練場など眺めながら、通りを抜けたところが北野天満宮です。

        Img_6591   

初午のこの日、梅の花もほころびかけて春の訪れを感じる明るい境内。こちらでは大事な試験を控えたBちゃんの娘さんの合格をお祈りしました。今まで数々のお願いを聞いてくださった管公様、このたびは特に大事なお願いです、なにとぞなにとぞ・・・叶えてくださいませ。

        Photo_2

さて、表の通りの団子屋さんで黒蜜のお団子などいただき、学び餅とかいうありがたいお餅を買って、いよいよ妖怪ストリート(その他、喰いネタ含む)へ・・・つづく。

ところでこの日、我らふたりのブーツは、Bちゃんが黒、わたしが茶色と色の違いこそありましたが、同じものでした。

         Img_6600

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2009年2月 3日 (火)

バス旅行 ~親孝行編~

『なばなの里』の見学とランチバイキングとアウトレットでのお買い物がセットになっているバス旅行を見つけたので、母と一緒に行ってきました。

最初バス旅行にはさほど関心を示さなかった娘たちも、アウトレット付きとなると手を上げ、総勢4名での参加。当日はお天気もよく、ランチバイキングの会場、セントレア空港からは離発着する飛行機を眺めるにもほどよい暖かさでした。

なばなの里は四季を通じて花が咲き乱れる広大な公園ですが、この季節はイルミネーションが有名です。公園全体を電飾が覆いつくす勢いでどこを向いてもきらきら、おぉ~っと感嘆の声。

こんなトンネルをくぐり・・・

         2

こんなお花畑を眺め・・・

        3

そのスケールたるやそれはそれはすごいのひとことですが、わたしの感激はベコニア園でした。

Dsc00920   

ああ、あの世とはこのようにきれいな花が咲き乱れるところに違いないと思うほど百花繚乱の美しさでした。

ところで母は、なぜかカバンをふたつ持ってきています。そのひとつにはひざ掛けが入っていました、しかも2枚。一枚は広げてひざ掛けに、もう一枚は肩掛けになったり丸めて窓際で枕となるそうです。

あと、S字フック、前の取っ手に掛けてカバンを吊るします。

さすが、バスや電車での旅行に慣れている人の知恵です。

母は今年80歳になりますが、髪はときどきマニキュアをするくらいであまり白髪が目立たず、歯は全部自分の歯です。いつも歯を磨いていて、この日も歯磨きと歯ブラシを持ってきていましたが、家で使っている大きいチューブを持ってきていたので、今度コップ付きの可愛いのをプレゼントしようと思った孝行娘のわたしでした。

| | コメント (18) | トラックバック (0)

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »