落ち着かない一週間
10年ほど前に集団検診で『要精検』と診断されて以来、わたしは半年に一度の子宮ガン検診が欠かせないのですが、前回の検診でクラスがひとつ上がりました。つまりよりガンに近い、悪い結果が出たということです。そのときは二次的な検査で心配ないことがわかり、ほっと胸をなでおろしたものでした。 そして今回の検査でもまたもやよくない結果。
いつものレディスクリニックの先生から紹介状を書いていただき、大きな病院で組織検査を受けることになりました。
検査の日、待合室で順番を待っていると隣に座った上品なおばあさんがなにかとわたしに話しかけてこられ、この方この病院の常連さんらしくて診察の仕組みや各先生のお人柄など教えていただきました。
「検査の結果はどれくらいで出るんですか?」 とわたしが尋ねると 「わたしはね、三ヶ月に一度検査してもらうんやけど、いっつも心配ないから結果は一ヶ月後ですねん」 「一ヶ月も待つんですか?」 「心配せんでも悪い結果の人にはすぐ言うてくれはるわ」
果たして、わたしの検査の結果が出るのは一週間後とのこと。よい結果の人には一ヵ月後、では一週間後というのはどう解釈したらいいのやら。この一週間の不安ったら・・・。
そして一週間後。
待合室で隣に座ったやや高齢のご婦人とその知り合いらしきご婦人の会話。 「次の人をなかなか呼ばはらへんときは、先生がじっくりカルテを見てはるときやわ、どういう風に説明しようって考えてはるねん」
え~~~ 次はわたしなんですけど・・・。しかも前の人が診察室から出てきて、なかなか次の患者の番号を示すランプが点かないんですけど・・・。
結果は、問題なしでした。おばちゃんら、ええかげんにしときや ともあれ不安な気持ちはイッパツで払拭され、神様仏様に感謝してほっと胸をなでおろしました。
一緒に行ったあねとランチして帰りました。 イタリアンでは最後のドルチェでコース全体の評価が決まると思いました。
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