解消!喰わず嫌い
鍋の仕上げは、何をもってフィニッシュとするかというゆるいゆるい話から始めます。 我が家では醤油ベースの鍋のときはうどんかご飯、塩味のときはラーメンにバターをちょっと足したもの、キムチ味のときはうどんかラーメンです。 具財が海鮮のときの残り汁はとてもおいしいもの、ご飯を入れて汁一滴も残さず食べます。家族で囲む鍋ならではの楽しみです。 ところで、ご飯を洗ってさらさらに仕上げるのが雑炊、ぐつぐつ煮込んでご飯の粘りを出すのがおじやだそうで、我が家ではあっさりとした雑炊を好みます。
話は変わって・・・ うーじんは小さいころから鶏卵でアレルギーを起こす体質でした。そうとわかってから鶏卵だけでなく鶏肉、数の子、ししゃも、たらこ、いくらなどおよそタマゴと名のつくものは一切除去した食事を5年ほど続けました。インフルエンザのワクチンは鶏卵から作ってますから予防接種も受けられず、玉子の入ってない生地で焼いたホットケーキ、隣のあねのとはちょっと色が違うのを疑いもせず「あねちゃん、これおいしいねぇ」と言って食べる姿は不憫でした。ケーキも食べさせませんでしたから、今でもあまり好きではないようです。 その後の検査の結果、鶏卵の中でも生の白身だけがアレルゲンとなることがわかり、食べられるもの幅が広がりました。マヨネーズも使えるようになり、サラダにマヨネーズをかけるのが楽しくてたまらない様子で、山のようにかけて食べるのでした。
しかし、小学校高学年ころから今度はカニ、エビで唇が腫れたりのどが痒くなったりするようになりました。何がダメで何が良いのか考えるのも面倒なのか、うーじんは海のものでは鮭を食べるくらいであとは見向きもしなくなりました。なんとかお魚を食べさせようとすると「痒くなるからいやだ」と言い、頑として食べません。特に鍋に入れたハマグリ、ホタテなど貝類が嫌いでした。
それが去年、何を思ったか「カニ食べてやるぅ~~」 との雄叫びとともに、ついに鍋のカニに手を出しました。どうせ何を入れても食べないのだからと、やけくそでカニの鍋ばかり続けていたころです。10分くらい様子を見ましたがなんともありません。 「カニって甘いなぁ、みんなこんなおいしいもの食べてたんか・・・」 以来うーじんはカニが好きになってしまいました。今までカニの鍋では戦力外だったうーじんが参戦してきて、カニの争奪が熾烈を極めてきました。
10日ほど前、お弁当にホタテの照り焼きを入れてみましたら、午前11時ころ『ホタテうんまい』とのメールが来ました。(11時ってどうよ!?) これもあっさりクリア。 そして今日、今度は焼きたらこをご飯のすみにちょこっと入れてみましたら、やはり11時ころ『たらこうんまい、帰ったらご飯に乗せて食べるから焼いといて』とのメール(こんな時間にお弁当食べてしまってお昼はどうしているんでしょう?)が来ました。 次々と喰わず嫌いが解消されていきます。
しかし、まだまだ体調の悪いときにカニやエビを食べると、口の周りやお腹にぶつぶつが出たりするので要注意です。
カナダでピーナツアレルギーの女性が、ピーナツバターを食べたカレシとキスした直後に、アレルギー性のショックで亡くなるという事故がありました。何気なく話題にしたらうーじんは絶句しました。 これってどうなのよ!!
(写真と本文とは関係ありません)
《まろん御難》 ① こたつで寝る人や犬が続出のため、こたつ布団を撤収。布団を探して右往左往することしきり。 ②服を着せられたり、リボンを付けられたりするのが大嫌いなまろん、先日のグルーミングでは仕上げのリボンを断ったらバンダナを付けてもらっていた、これも嫌いなのだ。
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