« 2007年5月 | トップページ | 2007年7月 »

2007年6月27日 (水)

不思議な出来事

きょう、久しぶりに以前住んでいたあたりへ行ってみました。

Photo_84 毎年この季節になると美味しいくずまんじゅうを売り出す和菓子屋さんがあり、「そろそろ出ているころかなぁ」と思って・・・。         このお店は、前にいばら餅を買ったお店とは100mほどしか離れておらず、付近には他にも和菓子屋が何軒かありお互いしのぎを削っておられます。余談ですが、ここのおかみさんは韓ドラファンで、わたしら話し出したら止まりません。

あったあった!!桜の葉を敷いた上にマイマイ模様のくずまんじゅう。家族の分と仏様になった義母の分とお買い上げ~~~。

帰り道、「このあたりあんまり変わらないなぁ」と懐かしさに浸りながら酒屋、花屋、床屋、ケーキ屋、自転車屋と来て、ふと思い出すことがありました。

何年か前、きょうみたいにこのあたりへ来て、商店街の中程にある駐車場まで歩いていたときのこと、自転車屋さんの店先で、その家のおばあさんが愛用の椅子に腰掛けているのを見たのです。Photo_85    このおばあさんはうちの亡くなった義母と仲良しで、あねが小さいときごみ箱の蓋を頭からかぶって首まですっぽり入れてしまい、どうにもこうにもとれなくて困っていたのを見て「入れたものは出せるに決まっている」と言って上手にとってくれた人です。
ちょっと声くらいかけていこうかなと思いましたが、通りのあちらとこちらだったし話せばきっと長くなるだろうからまた今度にしようと思い直し、でも具合悪くて入院してはるって聞いたけどなぁ・・・と少し不審に感じながらそのまま帰ってきたのです。

その次の日、そのおばあさんが入院先の病院で亡くなられた、最後の10日ほどは昏睡状態ですうっと眠るように息を引き取られたと義母から聞きました。不思議と怖さは感じませんでしたが、わたしの見たのは誰だったんだろうという疑問と自分の体験に自信がなくなりました。こんなことは誰に言っても信じてはくれないだろうから、義母とB男くんにしか話していません。義母は「魂だけ最後にちょっと家に帰ってきゃはったんやろ」と普通に言いますし、B男くんも「そういうこともありやろなぁ」といたって気楽な親子の会話でした。

早いものでその義母もあの世へ行って1年、今週末に一周忌の法要を行います。

Dvc00007 ふふふっ・・・。

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2007年6月24日 (日)

海外ドラマ

わたしは近くのレンタルDVD店のオンライン会員です。定期的に芸能情報やお得なクーポンがケータイに送られてきます。先週は『海外ドラマ半額キャンペーン』でした。

「どれ、うーじんが残り4話を見ていない韓国ドラマの“ファッション  70'”が7泊8日になっていないかなぁ」

と覗いて見ることにしました。そしたらなんと・・・

「韓ドラは海外ドラマの対象にはなりません」

ですって。韓国は海外ちがうんかぃ!旅行にいくにはパスポートがいるじゃん!!

で、何も借りずに帰ってきて、録画した“プリズンブレイク”を見ました。実は最近ドラマといえば韓国ものしか見ないわたしが珍しくハマッてしまったのが、このアメリカのTVドラマなのです。

ストーリーをひと言で言えば・・・無実の罪で刑務所に入れられた兄を救うべく、弟が自分も罪を犯し兄と同じ刑務所に収監され脱獄するお話です。が、兄が殺したとされるのは大統領の弟、そこに渦巻く陰謀。そしてこの弟は建築士、手に入れた刑務所の設計図を身体中にタトゥーで描き、完璧な脱獄の準備をしておきます。毎回ハラハラさせられますが、何とか困難を乗り越えて脱獄に成功するのです。ここまではシーズンⅠ、シーズンⅡでは脱獄者として追われます。とにかくこの弟マイケルが冷静、頭脳明晰、男前、セクシィでかっこいいんです。

ところで・・・これは最初うーじんが見ていて、すんげぇおもしろいよと言われ一緒に見たのが始まりです。でも今のうーじんは家では寝ているだけですので、これを見るのはたまに家で食べるご飯のときくらいです。よく考えたらうーじんとは朝の10分、夜の1時間くらいしか顔を合わせません。そのせいか最近衝突する話題もなく、バトルもちょっとお休みです。

Photo_82 Photo_83

ある日のうーじんのお弁当、昼と夜の2食分。この日はご飯が炊けてなくて、冷凍のご飯しかなかったから急きょチキンライスにした。夜に食べるサンドイッチもハムや玉子は腐るかなぁと思いジャムだけはさんだ。パッと見は華やかだけど「ご飯硬いし、パンはべちょっとしてたしあんまりおいしくなかった」そうです。やはり・・・。右は、スキあらば盗み食いしてやろうと狙う駄犬“まろん”

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2007年6月20日 (水)

笑い事じゃあない、腰痛

約3ヶ月前に「お尻のあたりが痛い」と訴えたため、近くの整形外科へかかったところ「なんともない」と診断され、そのまま放置状態だったうーじんの大臀筋痛がじわじわと足にきていて、ある日うーじんが叫びました。

「これ以上我慢できひん!!」

市内にスポーツ整形を専門とする医院があり、ここのお医者さんはB男くんの高校の同級生です。「全国名医100選」みたいなガイド本にも登場する先生ですが、気さくな人柄で診立てがよいとの評判でいつも混んでいます。うーじんは中学校の部活のソフトボールで指を骨折し、長いことここに通いきれいに治してもらいました。

昨日、珍しく早く帰ってきたので、『リハビリったって毎日通えないし・・・でも一回連れて行かないとうるさいしなぁ・・・』というくらいの気楽な気分で、この整形外科に診てもらいに行きました。

そしたら「椎間板ヘルニア、神経症状も出ていてかなり重度です。ようここまで辛抱しましたね。運動いっさいダメです。MRIの予約して、コルセットの採寸して、云々・・・」

うーじんの目が「ほらね」みたいにきら~ん☆と光りました。    最後に「お母さん、よろしいですか!?」と念を押されたのが引っかかってあとでうーじんに聞いてみたら、最初の問診のとき診察室で「いくら痛いと言ってもお母さんは病院に連れて行ってくれない、辛抱しときって言われる」                          と言って先生の同情を買ったそうです。

あ~あ、そうです。わたしは鬼母です。でもうーじんだって、普段から痛くないのに痛いって大騒ぎして何回も狼少年だったでしょうが!?まぁ、もうちょっと早くにお医者さん替わったらよかったという反省点はあり、かわいそうなことをしたかなとは思いますが・・・。

ということで、しばらくリハビリ通いが続きます。

←今回はこのデンジャラスな娘に軍配が上がった。

コルセットは超特急で作っていただけるので、あさって出来上がる。それを着けたら少しは楽になるそうだ。

| | コメント (26) | トラックバック (0)

2007年6月18日 (月)

父の日・母の日、この差!!

先日の父の日、実家の父を訪ねました。

今年77歳の父は元気溌剌で“晴耕雨読”ならぬ“晴耕雨描”だと言って、掛け軸にした墨画を何点か見せてくれました。        わたしは慣れているのでふんふんと見てましたが、一緒に行ったB男くんは「わぁこれはすごいですね」とか「ひとつ欲しいです」などと上手に言うもんだからすっかり父につかまって、ウンチクあれこれ聞かされるはめとなっておりました。                   “晴耕雨描”の“晴耕”は菊作りとぶどう(巨峰)作りで、定年退職してから始めた菊とぶどうの栽培に心血注いでおります。                           秋になると「ぶどう狩りにおいで」とこどもたちを呼んでくれて毎年楽しみにしていましたが、最近はあまり行かなくなって収穫したぶどうを届けてもらうだけになってしまいました。

そんな父に今年用意したものは、冷温庫です。冷たいお茶がすぐ出せるように手元に置いて使ってもらいたい、との思いから・・・。

Photo_80 Photo_81

さて話は変わってわが家の父の日、あねからはワインが贈られました。チーズと生ハムを付けてなかなか気の利いたチョイスだす。そして期待していなかったうーじんからはケーキの小箱がぁぁぁ、母の日には何もなかったのにどういうこと?まぁ反対にわたしだけもらってB男くんにはないというよりいいかと自分を納得させた父の日でした。 

Dvc00017_1 遅くなりましたがB男くんの30周年のお祝いはこれ、セカンドバッグにしました。実はB男くんはセカンドバッグに関してはうるさい。持ち具合、ポケットの数と位置、ケータイ入れるスペースなど。以前持っていたのがずいぶんくたびれてきたので気になっていました。これは阪○百貨店で見つけ、少々高くてもこれっきゃないと思ったらわりとお手頃な値段でした。とても気に入ってもらえたことは言うまでもありませんでした。        

                           

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2007年6月16日 (土)

高齢化社会における安全運転とそのモラル

先日、かかりつけの医院へ持病のお薬をもらいにいったときのこと。

駐車場はそこそこの賑わい、この分だとしばらく待たされるなぁと覚悟して、空いた駐車スペースを探しました。すると1台の車が区画の線引きを無視して白い線を跨ぐ形で駐車しており、そのためその左右の何台かは区画におさまり切らない不規則な停め方となり、中途半端なスペースも生じています。

わたしは、比較的いい場所にスペースをひとつ見つけましたが、ちょっと狭い。                                   ちっ(`ё´)2台分に跨がって停めてる車のせいだ。                      仕方なく、ず~っとはしっこの方に停めるはめになりました。

この医院はお年寄りが多く、その時間帯はもれなくリハビリ治療の方ばかり、若者はひとりもいません。わたしはしばらく待って処方箋を受け取ったあと、隣の薬局で薬を処方してもらい、駐車場へ戻ってきました。                                     すると・・・わたしが停めるのを諦めたスペースのところで、老婦人が車のドアを見ながらぶつぶつ言っており、見ればひどい擦り傷が横にズズーッとついているじゃありませんか。                                                   あら!誰かが無理して突っ込んで、キズをつけたまま行っちゃったのね。しかし改めて見ると、とても車1台入れられるようなスペースではありません。老婦人お気の毒、車両保険入っているかなぁ・・・とか心配してましたら
「もう・・・いややわぁ、 でもしゃぁないなぁ」
そう言いながら車に乗り込み、悠然と立ち去った老婦人。                   しゃ(‘0‘) しゃ(‘0‘) しゃーないですと・・・!?                         当てて逃げる方もひどいが、しゃあないで済ませる方もおかしい。世のお年寄りはみんなこんな意識で車を運転しているのかと、暗澹たる気分になりました。

10年ほど前は、車を運転するお年寄りは今ほど多くなかったように思います。この先、年寄りドライバーはますます増えてあちこちで事故、トラブルを引き起こすことでしょう。

ああ心配だ、日本の将来心配だ、とひとり憂いていましたが、よく考えたらあと10年経ったらわたしも心配される側に近いということに気付き、余計に暗澹たる気持ちになった梅雨空の日の出来事でした。

Photo_73 最近のプリクラ事情・・・写真を撮って♥♡ を書き込む だけじゃなく、髪や肌の色を変えたり、目を大きく輪郭をシャープにしたりもできるらしい。しかも、機械にケータイのアドレスを入力すると写メとして送られてくる。とてもきれいな画像である。

そしてこんな『千社札』を作る機械もある。わたしのPCはあねと同じなのでこれを貼って区別している。作り方は音声ガイド付き。絵柄や文字は選べて、シート1枚に大きさの違う札が10枚くらい印刷される。わたしは『一攫千金』『才色兼備』を選んだ、文句ある?あ~ん!?

| | コメント (16) | トラックバック (0)

2007年6月14日 (木)

洋菓子 vs 和菓子

Photo_69うちの庭のさつきは毎年花付きが悪く、冴えない木だなあと思いながら眺めていましたら、さつきの枝の合間からいばらの葉が覗いてました。

うわぁ・・・これ懐かしい~~~。

幼いころ母がよく、あんこを包んだお餅をこの葉で包んだ“いばら餅”なるものを作ってくれました。かしわ餅みたいに蒸して仕上げるのですが、蒸気の上がるせいろから漂ってくるいばらの葉の香りと、あんこの甘い匂いがたまらず                      
「まだぁ?まだぁ?」                                         
と何度も催促したものです。

その前段階として、近くの雑木林へいばらの葉を摘みに行くのも楽しい作業でした。               
いばらのつるにはトゲがあるので、それに気をつけながら葉を摘んで、入れる籠は確か・・・竹で編んだ手提げ籠だったように覚えています。                                     
大きい葉は二つ折りにして、小さいのは2枚で両側からはさんでお餅を包むのです。
母はいばらの葉には殺菌効果があると言ってました。葉の表面はつるつるしていて、火を通しても中のお餅がはがれやすく、ほどよくいばらの葉の香りがお餅に移ったら蒸し上がり。                             
熱々の葉をふうふうしながらはがして食べるもよし、ちょっと冷やして食べるもまたおいしいものでした。

Photo_70 近所の和菓子屋さんで偶然見つけて、ためらわずお買い上げ。このお店では、製菓用の葉を使わずに直接山へ採りに行ってると仰っていた。採りたては香りが強く、風味が逃げないうちに素早く仕上げるのだそうだ     

わたしは和菓子が大好きです。こどもたちも洋菓子と同じくらい、あんこを使った和菓子が大好きです。母が元気なうちに、いばら餅の作り方を習っておこうと思いました。                         

手づくり対決♪                                               Photo_71                       ・・・れいち作・・・ 《 いちご大福》

お餅は固すぎても軟らかすぎてもうまく包めない。これはわりとうまく包めた作品。あねの包んだのは“モリゾー&キッコロ”みたいだと自分で言って自分でウケていた。なんでも、愛知万博のキャラクターで,、表面がもこもこしているんだとか・・!?“ガチャピン&ムック”みたいなものらしい。

Photo_72   ・・・あね作・・・ 《 ティラミス》

バター・生クリーム・クリームチーズ・・・使う材料を見たら、やはり洋菓子はカロリー高いなぁと痛感。材料費がかかっているから 濃厚でとてもおいしかった。

| | コメント (20) | トラックバック (0)

2007年6月 2日 (土)

集大成の次の日

昨日は部活引退の打ち上げで夜遅くに帰ってきて、お風呂も入らず寝てしまったうーじんでしたが、テンションがいい感じで続いているうちに剣道関係のあれこれを片付けてもらおうと思い、朝早くに起こしました。

Photo_65 どこから出てきたのか胴衣や袴が3組、面下につける手ぬぐいは10枚もあります。もう使う日はないかもしれないけど、一応洗って残しておこうと庭先に干していたら、風に吹かれてちょっと遅い鯉のぼりだなぁ・・と小さな感慨に浸りました。

それを見たB男くんは急に

「よし!今夜、庭で焼肉するぞ~、うーじんの部活引退祝いや!」

と言ってお肉を買いに行きました。

うーじんはすでにともだちと遊びに出かけたし、姉はサークル活動のため大学行ったというのに・・・んっと、人の都合は関係なしなんだから。(けど、わたしもけっこうこういうノリが好きです)

で、夕方から庭で焼肉です。

遅れて帰ってきたうーじんに、B男くんが挨拶をしろと言いました。そこでイヤだ、とかできない、とか言わないのがうーじんのいいところ。

「みなさん、長い間うーじんを応援してくださってありがとうございました。おかげさんで無事引退の日を迎えました。色々大変なことはありましたが、この10何年かの経験を大事にして、これからも勉強に遊びに頑張ってまいりますので、今後ともよろしくお願いしたします」

う~ん・・・選挙演説聴くのが好きなだけあって、こういうのうまいなぁ。もう笑うしかありませんでした。

Photo_66 ←うちの焼肉は七輪でやる。炭がいい具合に熾って、4人が食べるスピードにちょうど合うから。そして、メザシが欠かせない。これはお肉の合間にアクセントとなって美味である。あっ!サンチュも活躍しました。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2007年6月 1日 (金)

集大成の日

Photo_51 昨日、今日と春の高校総体(兼・インターハイ予選)でした。

うーじんにとっては5歳のころに始めた剣道、中学校には剣道部がなかったので3年のブランクはありましたが、都合11年やり続けた剣道が今日の大会で最後となりました。

昨日は団体戦、うーじんは切り込み隊長の先鋒で1試合目はメン1本勝ち、チームも辛勝しました。相手は姉の出た学校でして、一緒に見に行ってた姉は複雑な表情でした。

2試合目はシードされている強豪校との対戦で、うーじんは引き分け、チームは大敗しました。相手チームはその後順調に勝ち上がり優勝しました。

Photo_61 二日目の個人戦、第1試合目の相手は元カレのお兄ちゃん先生が顧問を務める学校の強手でした。善戦むなしく終了間際にメンを1本取られて負けましたが、よく動けていたし技も出せたいい試合でした。試合終了のブザーが鳴ったとき、何ともいえない寂しさでビデオを撮っていたわたしは液晶画面がぼやけて困りました。

うーじん・・・

メンバーが足りずに廃部の危機にあった2年前、入部手続きに行った教室ではすごい拍手で迎えられたんでしたね。

腰が痛い、足が痛い。チーム内のごたごた。レギュラーになれない仲間のケア。カレシが剣道をやめたこと。練習が終わってからの塾通い・・・

Photo_64 お母さんから見たら些細なことでもうーじんには大きな苦難であり、辞めたいと思ったこと何度もあったでしょう。でも先輩たちに可愛がっていただき、仲間に囲まれ、楽しいこともいっぱいあったね。連敗が続く中での小さな1勝を仲間と一緒に喜んだことは、弱小チームにしか味わえないものだし、大学生になっても練習や応援に来てくれる先輩たち、大好きですよね。

うーじんはやんちゃで礼儀知らずなどうしようもない子だけど、剣道やってるときだけは挨拶、姿勢、言葉遣いなど気をつけているようで、剣道を通じて学んで欲しかったことがちょっとは身に付いていたみたいでお母さん嬉しかったです。

Photo_63 この11年間で得たものは言葉では言い尽くせないほどたくさんあるだろうし、それをこれからどう活かすかはうーじん次第、無事にやり遂げられたことを先生、先輩、仲間に感謝して、次のステージへ進んでください、お疲れさんでした。

| | コメント (12) | トラックバック (0)

« 2007年5月 | トップページ | 2007年7月 »