彦根の“ひこにゃん”
「国宝・彦根城築城400年祭」
にB男くんと行ってきました。
あいにくの雨模様でしたがお濠沿いの桜は満開、会場の彦根城周辺はたくさんの人でにぎわっていました。
お城の天守閣へ上がるには1時間40分待ち・・・足元も悪いので、博物館だけ見学することにしました。
この博物館は彦根城内の表御殿を再現したもので、藩主井伊家の名宝が展示されているほか、居間・茶室なども当時のままに保存されています。
名宝展示エリアで圧倒されたのは「井伊の赤備え」と言われる鎧兜(よろい・かぶと)の数々。
ずら~っと並んでいて、どれも本当に赤くてちょっと怖かった。
合戦の様子を描いた屏風でも、井伊家の陣は真っ赤です。
わりと狭いスペースに詰め詰めで展示してあるのが、もったいない感じがしました。
もっと、ぱら~っと展示したほうが値打ちがありそうに見えるのに・・・って余計なお世話か。
さてさて表御殿・・・
お納戸、寝所、お次の間・・・どれも同じような畳の部屋ながら、それぞれの部屋からそれぞれ違った趣の庭が望めます。
写真にぼ~っとした手のようなものが写っているのは亡霊ではなく、わたしの“手”でございます。
ガラス越しにケータイで撮りましたのでこのような写真になりました。
うっひょ~!!お茶席があるじゃないですか!?
小腹の減った我ら夫婦は、迷うことなくお薄とお菓子を注文、雨の能舞台を見ながらティーブレイク。
お菓子はその名も「さくら」
目にも優しい淡い桃色と上品な甘さ、おいしくいただきました。
最後に、半年に及ぶこのイベントのキャラクターは「ひこにゃん」という名前の可愛くデフォルメされたネコです。
その昔、雨のため木陰で雨宿りするお殿様をネコが手招きするので、不思議に思ったお殿様がそのネコのほうへ行こうと、木陰から出たとたんにその木に雷が落ち、すんでのところでお殿様は難を逃れたという、実話のネコから生まれたキャラの「ひこにゃん」がとっても人気です。
ストラップは売り切れ続出、わたしはピンバッチを買いました。
400年祭は11月25日まで開催されているので、今度は天守閣まで上がってみようと思っています。
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コメント
彦根城の桜は滋賀じゃ有名。
行きたい、行きたいと思ってるんだけど
もう10年ほど行ってない。
近くに姉貴が住んでいるというのにね。
これ読んで、無性に行ってみたくなっちゃった。
お城の桜は、もう満開でしたか?
投稿: ふじ | 2007年4月 8日 (日) 07時30分
独身の頃、夢の中で鎧・兜の人に追われ・・・
あ~襲われるぅ~~~~って時に
ツバを吐くと助かる!って何故か何故か思ったのです^^;
で、私、吐きました!鎧・兜の人に向かってペッと吐いてやりました!
で、鎧・兜の人は消えました♪
だってね、丁度、夢から覚めたからなのです!
なぜそこで夢から覚めたかって言うと
自分が吐いたツバが自分にかかったからです・・・w
夢の中で吐いたツバ
寝ながら本当に吐いて・・・仰向けで寝ていたので
そのツバが自分の顔(鼻の横)にペチッと落ちてきたのぉ~^^;
夢も覚めるよね~!( ̄▽ ̄;)
本文とは関係ないけど、鎧・兜で思い出したので書いてみました(爆)
投稿: ゆかりん♪ | 2007年4月 8日 (日) 21時24分
ふじさん
彦根の桜はほぼ満開でした。
毎年この季節はただでさえ人手が多いのに、今年はハンパじゃないそうです。
キャッスルロード、わかりますか?
昔の町並みが再現されている町並みですが、こちらもすごい人でした。
トップの写真には白鳥しか写っていませんが、黒鳥もいます。
そして、白鳥黒鳥の泳いでいるお濠のちょうど上あたりには、赤い桜(ピンク色)と白い桜の2本が咲いていました。
投稿: れいち | 2007年4月 8日 (日) 22時44分
「天に向かってつばを吐く」ということわざがありますが、まさにそのとおりだったのですね。
わたしは鎧・兜を見ると映画「八ツ墓村」を思い出します。
落ち武者の尼子一族が村人の裏切りにあって殺される場面と、焼け落ちる家を山の上から眺める亡霊たちの姿が浮かんできて怖いです。
あと「耳なし芳一」での芳一の耳を削いで持っていく亡霊も鎧・兜の武士でした。
挿絵をリアルに覚えています。
彦根城は昨年末に公開された映画「武士の一分」の撮影地です。
手を加えていないお城として、外国から観光に来た方たちにも人気だそうです。
その分、怖さも充分楽しめます、うふふ。
投稿: れいち | 2007年4月 8日 (日) 23時00分
彦根城にはまだ一度も行ったことないです。桜も綺麗なんですね。いいなあ~。
この時期、うちとこは大忙し!農家なんで。実際忙しいのはダンナとじい様の二人ですが、私だけ遊びに行くわけにもいかず…。
う~ん なんだか悶々とする時期でもあります(行くに行けず)
投稿: みどちん | 2007年4月 8日 (日) 23時10分
れいちさん、怖いものが一緒かも・・・^^
その「八つ墓村」は金田一さんが渥美清で、萩原健一が出てて、尼子一族の、最後に笑っている亡霊が夏八木勲さんでしたよね。!Σ( ̄ロ ̄lll)
耳なし芳一・・・落ち武者の「芳一!」と呼ぶ声が聞こえても・・・てとこが余りに怖くて、どういう描写だったか覚えてない私。!Σ( ̄ロ ̄lll)
だいたい鎧兜だけでも怖いのに、中に人入っていたらどうすんの?って恐怖がまんま映像だったからっすよね?八つ墓村。いままでなんどか映画化されてますが、あの夏八木さんのシーンがいっちゃんこわくて、コワイ余り、そのシーンが甘いと物足りない、という矛盾!Σ( ̄ロ ̄lll)
春だけど、桜の話題だけど、!Σ( ̄ロ ̄lll)
投稿: miyuki | 2007年4月 9日 (月) 01時01分
みどちんさん
ただでさえ忙しい季節に、今年は娘さんたち、それぞれ就職に進学にって、た~いへんじゃないですか!?
農家のお仕事って、今日は疲れたから休みとか、これは明日に回そうとかできないですよね。
植物の生育とお天気は待ってくれませんものね。
そのかわり、自分で育てた混じりっけなしのおいしいもの食べておられるんでしょう!?
おいしいお米とれそうだにゃあ・・・。
塩むすび、大好きだわ。
投稿: れいち | 2007年4月 9日 (月) 22時52分
miyukiさん
怖いツボがまんまと一致しましたか!?
ちょっと嬉しい。
そうそう、渥美清版の金田一です。
ショーケンのお母さんが中野良子サンで、犯人は小川真由美サンでした。
ラスト、小川さんは鬼のような形相で走り回るんですけど、そこらへんちょっとファンタジーなんですわ。
連続殺人に至る動機など忘れちまいましたが、なんせ怖かった、尼子一族の恨み、夏八木勲の高笑い。
>春だけど、桜の話題だけど、!Σ( ̄ロ ̄lll)
こうやって、思いもかけない方向へハナシが進んでいくのも、いとおかし・・。
*これも「塞翁が馬」の範ちゅうってことで。
投稿: れいち | 2007年4月 9日 (月) 23時03分